9月19,20日の競馬
カレンモエのケガは、京阪杯復帰が同時に発表される程度の軽症たからまだ良かったが、ヨカヨカの本番を目前にした競走能力喪失事故は残念。調整を進めていながら、地下馬道で暴れて骨折したものとのこと。能力に加えて、その馬名や出自から、競馬ファンの外へアピールする力を持っていただけに、残念のひとことだ。
今更だが、競馬は無事にゲートに入るまでが大変、勝つのはもっと大変。
日曜月曜の競馬は、自分としては日曜メイン、社杯?のラジオ日本賞くらいしか盛り上がりが無かった。◎ホウオウトゥルースは前日のラジオで述べた通り。ヒモ手広くなので馬連は押さえ程度も、3連複が意外とついてくれた。中山でのベルダーイメルを評価下げて正解だったか。
日曜中京、月曜中山の両トライアルは、どちらも想定以上に厳しい競馬となり内容があった。詳しい回顧は自分のメルマガに書いたので省くが、ローズSは後半がロング持続力勝負となり、今年の本番の舞台、阪神2000mにかなり通じる部分があるように思う。
アンドヴァラナウトの勝利はある程度想定していたが、エイシンヒテン2着には驚いた。このキツイ流れを自分で作って耐えるとは。もっと楽な展開しか残り目はないと思っていたのだが。
3着アールドヴィーヴルは、しっかり権利を取りに来た感じ。小さい馬だけに、本番へお釣りを残す必要があったのだろう。次へ向け上がり目は十分。期待した◎ストゥーティは、勝ちに行って力をしっかり出してくれた。4着でもこれは納得。人気していたクールキャットやタガノパッションは、レース前のイレコミがきつかった。
翌日のセントライト記念は、スタート直後の12秒3が最も遅いという、平均的に速いラップが延々機械的に刻まれたレース。こんなに厳しい流れになるとは思わなかった。これでズブズブ決着にならないのが今の競馬。早めに動いて直線先頭に立って押し切ろうとしたソーヴァリアントも強ければ、ラスト3Fのラップの落ち方が小さいのに、後方から差し切ったアサマノイタズラの切れも大したもの。
ただソーヴァリアントには少し距離の心配があり、京都ならともかく阪神3000は少し心配。ツイッターでつぶやいたら「同世代同士なら問題ないのでは」という意見があり、確かにそうではあるのだが・・・。むしろ中山2500の有馬の方が期待できそうな気も。アサマノイタズラは中山専用の気配がする。3着オーソクレースはアッサリ消していたので、改めて能力を再認識。本番へ向けては、むしろ3着以下の方に面白い穴馬が潜んでいそう。
馬券はタイトルホルダーとソーヴァリアントの2頭軸マルチで、アサマも入っていたから、タイトルホルダーが失速したことには参った。道中は全く問題なく、前は確かに塞がったがそれはむしろ苦しくなってから目立った事象であり、主な敗因は息の入らない流れになると意外と脆かったということなのかもしれない。着順は大きく負けたが着差は3着からは0秒9であり、まずまず頑張ってはいるのだろう。この経験が次にどう活きるか。
あとは競馬全般に言えることだが、今年の菊花賞は特に天候が大きくものを言いそうな気がする。
最後に今週末の告知。
ラジオ日本は土曜の14時半から最終終了までです。
競馬予想TVは今週出演があります。
YouTubeチャンネルは神戸新聞杯を取り上げます。金曜夜にアップされる予定です。
あっという間に月末。3日間開催は平日が1日削られるので、特に今週は慌ただしい。連載原稿の締め切りや請求書、そして新しいことの準備など。やることがあるのは有難い。
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