本文へジャンプします。




« 10月9日・土曜の競馬 | トップページ | 10月16,17日の競馬 »

2021年10月14日 (木)

10月10日・日曜の競馬

 9月に肌寒い一時期はあったけれど、10月になったのに夏の名残のような天気が続く。せっかくの10月が台無しの気分だ。最も心が伸びるような気のする時季なのに。ただこれを書いている14日は、ようやく秋晴れという言葉に似つかわしい陽気になっている。
 
「10月になったのに」と書いたが、思い出したのはRCサクセションの「九月になったのに」。9月になったのに相変わらず暑いと嘆いている歌詞なのだが(もちろんそれは表面であって、裏の意味は別の所にある)、今から40年くらい前はちゃんと9月は涼しくなるものだったのだろう。今では1ヶ月ズレているのかもしれない。
 
話は脱線するが、この「九月になったのに」はセカンドアルバムの「楽しい夕に」に収録されている。自分は当時のRCをリアルタイムでは知らず、ロックバンド形式になってから知って、後追いで聞いたので偉そうなことは言えないのだけど、もちろん今大多数の人のイメージにあるRCのスタイルも好きだが、音だけでいえば、このファーストやセカンドのいわゆる「ハードフォーク時代」の方が怖くて、なんだかとてもクセになる。良いとか悪いとか好きとか嫌いとかではなくて、怖くて得体のしれないものを感じるのだ。アコースティックなのに。
不協和音的なコーラス、民族音楽のように鳴り響くウッドベース、そしてもちろんリードボーカルの「切れの悪い」シャウト。「金儲けのために生まれたんじゃないぜ」という曲に凝縮されているのだが、あの曲のイントロを聞くと、何か居たたまれなさを感じて仕方がない。そこへ行くと、ルックスこそ奇怪になっても、ロックバンドになってからのRCの音は実に洗練されていて、大衆受けするためには必然的な変化だったのだとよく分かる。

 話を競馬に戻す。
 とはいえ、日曜の競馬についてはあまり書くことがない。東京8Rは競馬予想TVの狙い目、直線では本命にしたバイシュラバナをキーに、2頭軸マルチのツーセット、どうやっても取れそうな直線半ばまでの様相が二転三転して、結局軸馬のもう一方がまごまごしているうちに不利を食らって4着。これで取れないとはどういうことよと嘆く。
 
 毎日王冠は◎ダノンキングリーがまさかの出遅れ、それを序盤から中盤に移る寸前あたりで一気に挽回し、好位まで押し上げて一度勢いを止めるという競馬。これをやると、かなりタフな馬でない限り直線は伸びない。半ば諦めかけたが、直線早々に先頭へ立って再びジリジリ加速、ダイワキャグニーを競り落とす。外から直線に賭ける競馬をしたシュネルマイスターの追い込みに僅かに差されたが、ダノンのあの内容はこれこそ負けてなお強しだ。番組で買ったポタジェとのワイドは前夜はもう少しついていたが、最終的に一応4倍は保った。ケイデンスコールは見せ場なしでややガッカリ。

 この日のハイライトは何と言っても阪神開催の京都大賞典、マカヒキの5年ぶりの復活だろう。序盤だけスローで、その後加速が続き、後半息の入らないラップが延々。最後の坂のところでみんなバテての凌ぎ合いになって、結局は中長距離GⅠ連対馬3頭が上位を独占したが、完全に勝利の態勢だったアリストテレスによく届いたものだ。いまだに信じられない。京都だとスピードの領分が大きくなるし、ラストの坂もないので、ここまで前が止まらなかったかもしれない。となると、阪神代替が大きなプラスになったと思う。金子真人オーナーには常々驚嘆させられるが、今回もまた心底唸らされた。勝ったこともそうだが、引退させなかったことが一番すごい。なんという慧眼。

 個人的には、あとは三田特別のヴェローチェオロ。騎手がデムーロに替わってこの馬の持ち味が出たことが印象的。この系統は、早めに動いて他の馬を抑え込む競馬の方が向いている。中1週で菊花賞へ登録してきた。

 馬券は不完全燃焼が続いて、取れても1万円台の3連複を100円引っ掛ける程度だったが、阪神最終が◎〇△でいろいろスッとした。これでなんとかかんとか。

 

 

 

|