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2021年11月11日 (木)

話題の多かった11月7日・日曜の競馬~BC、そして珍名馬考

 日曜、朝7時ころ目覚めてみると、ラヴズオンリーユーがBCフィリー&メアターフを勝っていた。まあ後出しみたいだけど、識者の前評判でも勝てる可能性はかなり高いと言われており、快挙ではあるが決して意外ではなかった。馬の能力もさることながら、むしろ、その高い期待に異国の地でしっかり答えを出した陣営の手腕の方に敬服。そしてディープインパクト×ストームキャットの偉大なるニックスにも感謝。


 と思っていたら、まもなく更なる大仕事を矢作厩舎がやってのける。中継映像もリアルタイムでは流れず、馬券も売られなかったBCディスタフをマルシュルロレーヌが制したのだ。僅差であるが、北米ダートGⅠを日本馬が勝つ時代がやってくるとは。日本生産馬ではなく日本調教馬なら、GⅡのピーターパンSでカジノドライヴが北米重賞初勝利を達成していたが、それより遥かに大きい。多くの方が書いているが、その血統表に並ぶ日本の名馬名牝の血が凝縮されている点にその意義があることは言うまでもない。
 展開がハマったことも確かにあるのだが、やはりここ一番での大仕事、爆発力は、父方の祖父ステイゴールド、そのステイの血を支配するディクタスに由来するものだろう。

 ただ、そうしたメンタルの面ではステイゴールドの血が貢献しているとはいえ、マルシュロレーヌはあくまでオルフェーヴル産駒であって、ステイゴールド産駒ではない。今回のダートの大舞台で勝ったのは、やはりオルフェーヴルの血を支配しているノーザンテーストあればこそと思えるのである。
そもそも以前にも書いたけれど、ステイゴールドとオルフェーヴルは気性以外はあまり似ていない。オルフェーヴルの方が脚力、パワーは父ステイゴールドより上で、その分良い意味で「いなたい」ところがある。その強い脚力にまつわっているいなたさ、野暮ったさはノーザンダンサーというか、まさにノーザンテーストのものだ。極東で育まれたカナダの血が、北米大陸へ里帰り?したとも言えるのである。これぞ血の交雑の不思議、面白さ、競馬の本質の1つ。

(そういえば、サッカーボーイがディクタス×ノーザンテーストで言わずと知れたステイゴールドの近親馬。オルフェーヴルとサッカーボーイは近親とは血統上言わないが、個人的にはかなりサッカーボーイに似ていると思うが)

 それにしても、生放送放映権料の高さから泣く泣くとはいえ、勝つ可能性が低いとしてディスタフの放映を回避してしまったのは、JRAにとって痛恨であったろう。ターフが日本馬不在であったことを思えば、馬券対象はともかくとして、ターフを捨てて日本馬が出るレースに決め打ちした放映でもよかった気がする。これで来年以降もBCへの挑戦が加速すると思うが、放映レースの選択には一考の余地。

 海外といえば、先週勝利を書き忘れたけどメロディーレーンが有馬記念を目指すことになり、その後サウジアラビア遠征を視野に入れているというニュースも出た。そのためには少しでも箔をつけておく必要がある。確かに日本のレースだと、使う所が限られるので、メルボルンCを頂点とした海外のレースにヤマを持っていく発想は大アリだろう。春の天皇賞には出てきてほしいけれど。

 さて,肝心の日本の競馬が始まる前に仕事が終わってしまった感もあり、寝ていた割には午前中から気分が疲れてしまっていた(笑)。珍名馬が多く勝った日として、一般のニュースで話題になった妙な日だったけれど、オヌシナニモノも日本語だから珍名に聞こえただけで、たとえばこの日勝ったカラフルキューブだって直訳すれば「イロトリドリノリッポウタイ」で、日本語なら(9文字を超えてるけど)珍名になるわけで・・・・。福島7Rを勝ったゴールドフィンガーは007を考えず直訳すれば「オウゴンノユビ」だし。まあアナゴサンには参りましただけど。
あとオニャンコポンは意味を踏まえると珍名に入れていいものかどうか(アフリカ西岸諸国で信仰されている太陽神)。ちなみにつながったひとつの語で、アクセントは「コ」にあるそうだ(水上調べ)。私は知らなかったのだけど、前にツイッターで書いたように進撃の巨人から持ってきたのは疑いないところ。

 アルゼンチン共和国杯は内容的には凡戦だった。オーソリティはさすがにトップハンデでも、この相手ならと言ったところか。みやこSは後半の動き方が急で、最初に仕掛けた組が呑み込まれて、さらに後から動いた2頭が上位を占めたが、その流れでありながら逃げたアナザートゥルースが3着に粘ったのは印象的。

 個人的には、もちの木賞で人気薄のコンスタンティンから勝負をかけて玉砕。福島の9Rで助けられ、福島11Rの1,3着ワイドで多少回収できたが・・・・。全体的にはやや負けた。

 今週末。ラジオ日本は土曜の14時半から最終まで担当。競馬予想TVは出番があります。YouTubeチャンネルは金曜に公開となるでしょう。

 

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