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2022年4月22日 (金)

4月17日・日曜の競馬

 9日の本馬場入場後にアクシデントがあったアカイトリノムスメは骨折が判明。今日(22日)の報道では、調教中の事故でアライバルが故障とのこと。さらにラブリイユアアイズはノドの片頭麻痺で手術という知らせも。桜花賞がいくら何でも負け過ぎだと思ったが、やはり病気を発症していたか。
さらに心配なのは、藤井騎手の落馬事故。かなり重傷のようで、リハビリは長く掛かりそうだが、これまでの藤井騎手の不屈の騎手人生を思えば、またターフに戻ってきてくれると信じる。
 1年に1,2回は、不運不幸な知らせが固まって届くことがあるものだが、そんな禍週の巡り合わせだったか。

 先週日曜の競馬は、自分としては山も谷もなくだったので、皐月賞のみ。週末の日照が想定していたより弱く、週後半の大雨が透水しきれなかったのだろう。それでなくとも、このところ雨も多かったのでなおさらだ。
使い込んでいる芝は、当日ドンドン乾けば内が硬くなって走りやすくなるのだが、乾きが遅れれば逆に走りにくい。時計自体はそこそこ出ていたけれど、本来はもっと出ていた日だったはずだ。勝負所あたりから巧く外へ出せた馬、外を通れた馬の利が際立っており、皐月賞の結果にもそれが幾分か反映したのは間違いない。

 と考えると、高速馬場よりはこうした適度に時計のかかる芝を速く走る能力に長けていて、ソツのない競馬ができるジオグリフが外枠に入ったのだから、この勝利はかなり理に適っていたと思う。自分としてはもっと時計が速くなると思っていたし、また能力そのものを疑問視していたので印を抜けにしてしまったが、走られると納得するしかない。

 イクイノックスとダノンベルーガにとっては、ダービーへ向けてかなり視界良好と言える。2頭とも想定とは全く違い、この小回りでもたやすく好位に付けられた。共に懐が深い。
 
 ドウデュースはツイートもしたのだが、判断が難しい。詳しい分析は仕事でWebに書いたので、ここでは繰り返さないけれど、子細に分析すると、見かけよりは少し割り引きが必要かもしれない、といったところ。武豊騎手は逃げ馬が揃いペースが速くなると決め打ちして、あの位置になったようだけど。
 
我が本命アスクビクターモアも、デシエルトのスタートの躓きと、ビーアストニッシドがあっさりと控えたことでプランが変わったか。あるいは内枠を引いてしまったので、出していく競馬を選んだら、スタートが良すぎて少し逸り気味に逃げるしかなくなったか。日曜の芝は逃げたら即アウトだけに、1角を先頭で回った時点で半ば諦めた。直線入り口までは少し望みも抱いたが・・・。良く粘った方だろう。むしろダービーの方が、前が残りやすいコンディションになることもあるだけに、まだ見限れないところも。

 キラーアビリティは番組でも述べたように、本質的には2000mでも長い馬になっていきそうな気がしてならない。この馬の取捨だけが正解だった。

 あとはアンタレスSのオメガパフュームには驚嘆。さすがに引退撤回後のブランクと59キロ、そして目標はこの後にあることを思えば、勝ち切りは難しいかと思っていた。ダート重賞では斤量が重くても、実績馬が貫録を見せることはよくあるのだけど、それにしても・・・である。オジュウチョウサンといいオメガパフュームといい、本当にこれまでの競馬の常識は通用しなくなってきた。

 さあ、いよいよホームタウンのロングラン開催がやってくる。今週は日曜に立ち見の入場が当たったので、連日参戦できる。天気なんとかもってくれ・・・。

★ラジオ日本は、出演時間帯が入れ替わります。オークス週までは、土曜後半、14時半から16時半の出番となります。
★競馬予想TV、次回の私は天皇賞週の出演となります、
★YouTubeチャンネルは、今回は銀の楯開封式?を公開しています。皆さんのご協力に御蔭です。ご視聴ご登録、本当にありがとうございます!

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