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2022年7月 6日 (水)

7月3日・日曜の競馬

 日曜の競馬は在宅。ビール片手に部屋に籠って終日観戦。
 とにかく小倉の芝が速い。時計の価値をどこまで評価したらいいかが難しいが、この日勝った馬の多くはどれもスケールはありそう(ダートもだけど)。国東特別のガイアフォースはキタサンブラック×クロフネで、フサイチゼノンやアグネスゴールドの一族だ。次走は神戸新聞杯も視野に入れているそうだが、個人的には距離はこの2000m前後がベストに思える。それにしても、イクイノックスといい、この馬といい、キタサンブラックには父と逆に、切れやスピードのあるタイプの子が出ることが珍しくない印象。

 今村騎手が手綱を取った11,12Rについては、今更繰り返すまでもない。CBC賞でのこの時計、そしてこの圧倒的な差は、もちろん斤量や馬場が絡んでのものだが、スタートでの思い切りがそれらを味方に付けた最大の理由。
 強かったのは2着タイセイビジョン。この時計と、向かない展開での差し込みは評価が上がってくる。これまたタートルボウル産駒とは思えない。
 ファストフォースは、前日に井内氏が競馬予想TVで指摘した、去年と追い切りパターンを変えたことが敗因なのだろう。おそらく猛暑を踏まえて、1週前を強くして当週を軽くしたのだが、1週前にしてすでに猛暑だったので、そこでお釣りが無くなったと考えるのが自然。力負けというよりはコンディションだろう。マイナス14キロの馬体重にもそれが出ていたとみる。
 
 12Rのキングズソードは、一時は消えたかと思わせる場面もあったが、今村騎手は4角で手応えがあれば、最終コーナーのロスを小さくとどめて回す術を持っている。キングズソードの前走はそれで包まれてしまったが、距離が延びて追走も楽だし、バラケやすいし。もともと強い馬が50キロなら圧勝となる。
 話は逸れるが、その2日後の金沢の地方交流戦で、永島まなみ騎手が1着、今村騎手が3着となったレースはなかなか見応えがあった。永島騎手も達者。人気薄を持ってくることが多いし、上位に来るためのパターンが1つではない。若い女性にして職人的なムードの騎乗ぶり。意地悪な見方をすれば、今村騎手の活躍が刺激になっているのが分かるようなスタート後の捌きにも見えた。おっさんが言うまでもないことだが、現役の若い騎手たちが良い意味で張り合い、磨き合っていってほしい。

 福島競馬。10Rのファイアダンサー、サイヤダンサーによるハナ差の叩き合いはアナウンサー泣かせだったと思う。着差含め、なんたる偶然か。

 ラジオNIKKEI賞は今見ても掴みどころのないレース。ショウナンマグマに本命を打てれば引っかけることのできるレースではあったけれど、さすがに対抗までだった。狙ったグランディアは出遅れて終始大外回りで沈没。とにかく先週の福島芝は内有利、前有利が顕著だった。大外から一気に差し切った先のファイアダンサーは特殊な例。
勝ったフェーングロッテンは少し軽く見過ぎていたかもしれないし、ボーンディスウェイが良いところなかったのも意外。内に入れなかったことを騎手が悔やんでいたが、それだけではないと思う。暑さに弱いのか??

 馬券的には良いところが全くない日だった。最終レースも、カリュウに注目したと言っても、重視したダイチヴィヴァンやトラストパッキャオが全く動けずとは・・・。この時期の競馬の難しさを痛感。函館は函館で、人為的な勝負気配を読み取ることも大事な(滞在調整、遠征費回収のための連闘、馬を入れ替える前のひと稼ぎなどなど)ケースが下級条件では多く、それもまた開催特有の、予想の面白さを増すファクターなのだが、少なめの頭数の割には難しい。「難しい」ばかり言っているのも立場的には情けないのだけど。

 芝ではキズナ産駒、ダートではシニスターミニスター産駒が、場を問わず目立った先週だった。

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