8月27日・土曜続きと28日・日曜の競馬
土曜競馬の続き。
それにしても今夏の新潟土曜は、天候に恵まれない。長い間、新潟土曜で雨を見たことがなかったのだが、3,4年前からたまにゲリラ豪雨が来るようになり、そして今年は夏空が広がったのは1回だけ。日曜はそうでもないのかもしれないが、土曜は本当に鬱陶しい気候が続く。
そして土曜の新潟が恵まれない?のはもう1つ、直線競馬だ。毎週通っているのに、私は今年は目の前でひとレースも見ていないのだ。
初日は12Rで、帰りが遅くなるから見送ったのが今となっては痛恨。9Rにラジオを終えていて、そのあとは自由時間だったのだけど、まあこの後いつでも見られる(とその時は安易に思ってしまった)し、作業もあるから帰りが遅くなるのも嫌だったし・・・と、メインまで見たところで帰ったのだ。これがいけなかった。
8月6,20,27日と直線レースは組まれておらず・・・。そして唯一のチャンスだった13日はメインレースにあったのだけど、競馬予想TVがあったので、9Rが終わると飛び出しで帰京しないといけなかったのだ。
そしてラスト週も土曜に直線競馬はなし。とうとう今夏は目の前で見ることは叶わなかった。
ちょっと前までは、毎開催日にひと鞍はあったのだが、いつしか土曜に組まれない週が出てきて、とうとう今年は6週のうち4週で無しとなった。どうも厩舎サイドで直線競馬をあまり使いたがらない陣営が少なくないという話も聞いたことがあるし、そもそもミルファームがいなければ出走数も冗談ではなく2,3割は少ないはずで、新潟競馬の売り物の1つだった直線1000m競馬も、見る側(買う側)と使う側の意識がズレはじめているのかもしれない。
土曜のラジオは自信の本命だった10Rのリッケンバッカーが4着、これまた自信しかなかった11Rサンダーブリッツは出遅れ、かつ今は1800mはもう長いという感じの着外。
12Rは人気薄◎クラリティスケールが小差の4着と、ストレスの溜まる結果。個人の馬券は小倉のひまわり賞の絞った3連単と、釜山Sの馬連で少しは救われたけれど・・・。
帰りは新幹線待ちの間、新潟駅内蕎麦屋でタレカツ丼、そして蕎麦焼酎「ほんやら」をロックで。最高の飲み口。
日曜は東京競馬場の指定席で午後からウインズ観戦。
新潟2歳Sは、在来牝系のキタウイングが勝利。連闘馬の重賞ワンツーは86年以降初めてとのこと。ペースの差こそあれ、時計は同日の未勝利戦より遅く、上位馬については次走が試金石だろう。数奇な運命をたどっている父ダノンバラードにもスポットが当たっている。ディープやキングカメハメハが亡き今、こうした種牡馬が浮上するチャンスは今後数年続くはずだ。
キーンランドCは、騎手の意識が外へ強く向きすぎていて、勝手な見方をすれば、前に行った馬の中にも、いかに外へ出すかという方に意識が行き、馬のスピード適性や能力を後回しにしたように見えたケースがあった。外枠の馬の中には、トウシンマカオのように早めに出していったものの、かなりのスローのためにそのまま外を回されて、最後も外へ張られて力を出せずに終わってしまった例も。もう少し流れて普通の隊列の競馬なら結果はどうだったか。あとは向こう正面の強い向かい風も展開に影響した感も。
個人的には前走後「馬を怖がっていた」とのコメントを見たために中枠を嫌い、かつ長い移動距離が続くのを嫌って消したヴェントヴォーチェが、ポッカリ空いた内を突くルメールの手綱が冴えて、弱点が一瞬のうちに消えたこともあり、勝たれてしまったのでお手上げ。
午前中の配信レースだった小倉1R、そして新潟6Rの新馬戦で少し資金を作ったのだが、楽しみにしていた朱鷺SとキーンランドCで見る影もない惨敗。新潟最終を大本線の3連単で少し取り返したが、完敗の1日。
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