3月25,26日の競馬
先週土曜は中山と中京が雨。とくに中山の雨は強かった。移動時間帯には風がほとんどなかったので、足元が濡れるようなことがなかったのは幸い。
この雨なので、来場者は少ないかと思っていたが、雨でスタンド内に人が集中することを差し引いてもかなりの密度だった。鈍い私はそれがなぜなのか分からなかったが、タイトルホルダーとアスクビクターモアの菊花賞馬対決があったからと気づくまで数分かかった。さらにパドックにカメラを担いだ人が多かったのは、まだ数少ない関東への参戦となった今村騎手を撮影するためだったのだろう。
中山8Rのハローサブリナ本命配信で久々に暖かい気分でラジオへ。10Rの伏竜Sは見応えがあった。浦和から参戦のヒーローコールが向こう正面すぎから動いて、ミトノオーを掴まえにいくが、ミトノオーはこれを一蹴、さらに速めて逃げ切る。勝ち馬はもちろん、ヒーローコールもゴール前まで踏ん張り3着は相当の器。
日経賞はまるでGⅠのようなスタート前の盛り上がり、拍手、大歓声。タイトルホルダーの鮮やかな復活劇に満場が湧く。私は土曜のラジオ担当なので、こうした感動の声はオジュウチョウサンのJGⅠくらいしか放送内では経験がないし、これだけのメンバーがぶつかるレースを担当したのも初めて。
タイトルホルダー、立ち直りにはまだ時間が掛かると思って△に留めてしまったのは恥ずかしい。本命ボッケリーニは頑張って2着を取り切った。浜中騎手には翌日も本命を打っている。
12Rは全くの空振りも2勝1敗ならマズマズ。ちなみにラジオ日本スタッフが指摘してくれたのだが、この日の中山は全レースで3連単が万馬券になったとのこと。確かにありそうでない事例だと思う。どなたか調べて(笑)。
ここからお台場へ向かい競馬予想TV。帰宅後は予想原稿を書きつつドバイを観戦。ドバイターフのイクイノックスが勝つのは当然としても、逃げ切りは意外だったが、ルメールの乾坤一擲の手綱。
そして勝つまでは難しいかと思っていたワールドカップでのウシュバテソーロの追い込み、これはまさにステイゴールド→オルフェーヴルの血。環境変化に動じないどころか、却ってアドレナリンが出るかのようなメンタル、そしてディクタスの爆発力だ。とうとうドバイのダートで日本生産馬が勝利。またしても日本競馬にモニュメントが刻まれた。
日曜の高松宮記念は、土曜の中京よりさらに悪化した馬場で行われた。幸運にも、おおよその馬場の傾向や伸びどころの読みは合っていたので、馬券に結びつけることができたが、ファストフォースが勝ち切ったのは少々驚いた。無理にナムラクレア頭の馬単にしなくて大正解。ファストフォースの母方は昭和40~50年代の血が集まっていて、ひと雨降ればこんな馬場になっていた時代に栄えていた背景がプラスに…と考えるのもそう外れていない気がする。
なおこの日は、ダートが悪くなりすぎて却って時計がかかるという現象が。
翌月曜は実家に戻って残置物整理、ホテルに一泊して火曜は朝から廃材処分。大工の家だったので材木はうんざりするほど貯めてあり、年月を経て廃材となったものを業者のトラックへ運ぶ作業。男性3名で3時間半かかった。これらはバイオマス業者に渡って加工され、燃料となるのだそうだ。雨が降らなかったのはもちろん、晴れて日に照らされる中での作業にならなかったのも体力的には助かった。ただし翌日は猛烈な筋肉痛でダウン。
今週末の予定です。
★ラジオ日本の担当時間帯は土曜午後14時半から最終まで。
★競馬予想TV、4月は桜花賞週と天皇賞週のオファーをもらいました。
★YouTubeチャンネルは大阪杯の展望を公開します。来週頭には桜花賞の血統採点です。
| 固定リンク