上半期の競馬開催も最終週。函館はそろそろ馬の入れ替えとなり、連闘馬がやたらと目立つ週。またセレクトセールも近づいて、主流クラブのデモンストレーションや、大馬主が軍資金を上積みするための勝負出走も目立ち始めた。これも毎年の風物詩?となっている。
東京では土日とも蒸し暑さが身体にこたえた。土曜は昼前に入り、「豚や」で開催期間限定の豚キムチ丼。汗の出るメニューで食後は高湿度のため不快だけど、身体内部のテンションは上がる。ハイボールで涼を取りラジオへ。
パドックでは、セミの声が早くも聞こえているとのこと。オッズ板裏にある、場内庭園の木立からだろう。やーしゅん氏によれば、神奈川でも場所によってはすでに鳴きだしたそうで、今年はやはり暑さの訪れが早いようだ。
その暑さのために、東京の芝は野芝の生育がかなりいいそうだ。だから使い込んでいても好時計が連発。あとで知ったことだが、騎手からも硬めの馬場という感想が出ていたそうだ。前後するが日曜は1勝クラスの2000mでなんと1分57秒台。ちょっと信じられない数字だ。
ダートは砂煙が舞い上がりながらも、こちらも良馬場としては時計が出ている。ここ2年の東京ダートでよく見られる現象だ。
ほとんど無風だったが、土曜は午後後半になって、少し直線斜め向かいの風を感じるようになった。日曜は同じ向きの南南西風が、やはり午後に少し強め。
阪神はというと、映像を見ると芝から土塊は飛んでいたけれど、時計はやはり出ている。
ラジオは東京10Rから。〇◎▲で決まったのは良かったのだけど、単勝60倍近かった▲ケイアイメビウスが2着に粘ってくれたら、タテ目の馬連も推奨していたので万馬券的中となるところだった。まあ文句を言ってはいけない。11Rは穴を狙って◎スパイラルノヴァにしたら大失速。▲〇のタテ目はここでは推奨していなかった。最終レースは全て△の3頭で決まり、◎イコノスタシスは番手を進んでいたがハイペースに脚が上がってしまった。馬券はまずまず。
お台場へ移動。京王線がなぜかとても混んでいて、新宿まで終始通勤レベルの混み方。頼むから咳が出るような体調ならマスクしてくれと言いたくなる人がいて辟易。健康であっても、不織布アレルギーなどの理由がないなら電車やバスではマスクはした方がいい。車内なら冷房も効いているから、暑さがこたえることもないだろう。
競馬予想TV、今年はタイトル争いと残念ながら無縁なのだが、その分気は楽。一応GⅠは2位だそうだが、上とは差が大きく開いているので無理はせず。ただこの時点ではディープボンドの3着以内には多大な自信があったので、他に何が来られてもいいようにイクイノックスとのワイドだけはある程度厚めに買ったのだが・・・。
翌日は東京競馬場で指定席観戦。曇りベースだったので、屋外に面しているフジビュースタンドの指定席でも暑くてしんどいということはなかったが、ギラギラの天気ならどうだったか。
この日は珍しく馬券が好調。キャピタルSでの★メイショウチタンの激走が大きかった。◎★▲での決着。
宝塚記念は自分には予想外の決着となった。いろいろな解釈が可能な、味わいある?レースだったが、7Rの時計の出方を思えば、去年とまではいかなくてもかなり時計の出るコンディションであったことは間違いないところ。そこを踏まえると、決して前半が厳しい流れとは言えないようにも思うし、上がりも速かった。勝ち時計もイマイチ。前が大崩れしたのは先行勢の能力の問題だったのでは。
詳しい回顧は自分のサイトに書いたので省略。イクイノックスは通った距離や、ムチをほぼ入れずに勝ったことを考えると着差以上の内容。どんなロスがあっても勝てると信じて、最初から外を回すつもりだったのだろう。ただあそこまで下げずに、もう少し前に付けて出そうとは思っていただろうが・・・。もちろんこの馬のパフォーマンスとしては物足りない部分もあったが、それでもこの相手なら十分だった。
大健闘の2着スルーセブンシーズは、ひと昔前の宝塚記念の好走血統イメージだし、何よりGⅠ好走歴のない牝馬ということもあり、これならもっと前に来る馬がいると思い込んでしまったのが予想の失敗。
ジャスティンパレスは完璧な競馬。この相手での3着は、やはり現状の能力か。自信のあったディープボンドは5着、最後ジリ伸びしてくれたが・・・。序盤こそ前に付けたけれど、そのあと位置取りが下がってしまったのが響いた。切れる馬ではないのだから、あそこからでは厳しい。去年ほどのデキにはなかったのだろうか?
ともあれ、この日は気分穏やかに(宝塚を外したので高らかではないが)祝杯。