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2023年8月

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2023年8月31日 (木)

久しぶりに雑記です

◆しかし、社会も自然もすべてがヤバイ、本当に酷いことになっている。いつまで知らんぷり、見て見ぬふりをしていられるか分からない。「先を思うと不安になるから 今日のところは寝るしかないね」(N.О.)電気グルーヴというか、卓球の歌詞がじわじわとハマりつつある。この歌は20代前半に多かれ少なかれあるような、生きる目標もなく生活も安定しない時代の不安を描いたもので、背景はかなり違うのだけど、この歌詞だけ抜き出すと私たちの心情にぴったりと添ってくるように思う。
私のここまでの60年で、日本はおそらく今が最悪の状況だ。江戸アケミは「今が最高と言えるようになろうぜ」(つながった世界)と歌ったが、これはあくまで逆説的物言いであって、「今が最高であるはずがない」という思いが下敷きになっている。ただアケミがこれを歌った89年は、今より遥かにましな時代だった。今はもう「どうすんのこれ」としか言えない。それでも耐えてごまかして生きていくしかないわけで。
ただ怒りは表出していかないと、やっぱり舐められるだけでは意地を張って生きている甲斐がないんじゃないかと。

◆まあ戯言はこれくらいで。
いよいよ福島から10週にわたった夏競馬も最終週。終わってしまえばあっという間なのは毎年のこと。去年までは、心のどこかに、老人ホームからいつ連絡があるかという不安が頭の片隅に常にあって、もし出張中に父親が亡くなることがあれば、動きをどうしたらいいのかというシミュレーションを毎回していた。今年はその労苦というか不安が消えたわけで、何となく重荷が下りた感じは正直ある。綺麗事では済まない側面というのはあるものだ。

◆ただこの夏の出張も、来年からどうなることか?ラジオの放送時間や提供枠の変更によっては、もしかしたら出張自体が無くなるかもしれないし、あったとしても動きが長年の慣れたパターンと変わることになるはずだ。まあ変化に対応することこそ、進化の定石のようなものだから粛々と受け入れたい。そんな大げさなものではないのだが(苦笑)。

◆進化といえば、体力というか筋肉を維持するために、この3ヶ月ほど自主的に毎日・・・というか1週間に5日間くらいのトレーニングをしている。スクワットや空気椅子、プランクや捻り腹筋など、自己流のメニューを無理のない分量でやるのだ。少しでも体調が悪い日はやらない。筋肉量の多い太もも、臀部、そして腹を鍛える。
たしかに階段を登るのが楽になったし、ベルトの穴も1つ縮んだ。ダイエット目的ではないので、何キロ減らすという切実な目標がない分、気楽にできる強みがある。生活において、何かルーティンで負荷をかけるのは大事なこと。

◆話は飛ぶが、ここ1ヶ月でけっこうショッキングだったのはマウイの山火事。やっと収まったようだ。原因は大風で古い電線が切れたことではないかと見られているようだが(一応まだ不明)、もし本当にそうなら、日本でも十分あり得ることではなかろうか。
マウイは20数年前に一度行ったことがあって、さとうきび列車に乗った。ヨットが並ぶラハイナを横目に見たり(もちろん頭の中では永ちゃんの「ラハイナ」流れてました)、さとうきび畑の中を走ったり。あの長閑な光景が全て灰になってしまったかと思うとただただ悲しい。
 その直後にはカナダでも大規模な山火事がおきていた。唖然とする。

◆12月に出す新刊、今度は種牡馬本だが、早めに取り掛かっている。無駄に過ごせる時間が当分ない。あくせく稼いだ原稿料も税金その他にむしられてしまうのだが、読者のことを考えて自分に鞭を振るうのみ。

今週末の予定。
ラジオ日本は土曜、13時すぎから14時半あたりまでです。
競馬予想TV、私は9月は9日と23日に出ます。サマーシリーズは100%には届かなかったが、武史騎手のおかげで何とか形はつきました。

 

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2023年8月30日 (水)

8月27日・日曜の競馬

 日曜朝。目覚めた途端、少し強いめまい。左を下にした時に強まったので、これまでの難聴系や自律神経系のめまいとは種類が違うと悟る。幸い、頭を起こしたら緩和した。思い当たるのは枕だ。前夜に少し胃酸を強く感じたので、逆流しないように枕を高くしたのだ。これで首に負担がかかり、内耳への血流が滞ってしまったのだと思う。ゆっくり耳の下の首をマッサージしてほぐしたらかなり落ち着いたが、それでもふわふわする違和感は残った。めまい持ちなら常備している?ジフェニドールを6時間おきに服用し、夜には完全に治まってくれた。
 ということで、競馬観戦のお楽しみの飲酒は自粛。おとなしく淡々と。

 札幌はなんとか天気がもってほしかったが、6Rあたりから小雨が降り出したようで、レース直後から大雨。なんと8Rのパドックは天候調査のため遅延された。記憶にない事態だが、雷は怖い。軽く考えてはいけないのだ。話によると競馬場の近くに落ちたらしい。
 馬場は一変。芝の発表は重馬場だが、時計の掛かり方は不良レベル。しかし配信した札幌8Rはなんとか馬場悪化に馬が耐えてくれて的中。
そして競馬予想TVで狙い目にした9R。ちょっと後ろすぎたマルプリ、半分諦めていたら直線猛然と追い上げ、2着に上がったかどうかというところでゴール。「タケシタケシ」と声を殺した絶叫(矛盾してるけど)が届いたか、ハナ差で2着確保。ゴール前で確定していた2,3着のワイドに加えて、50倍の馬連が取れたのはとても大きい。

 新潟9Rは3連複的中、調子づいてきたが、両重賞は全く良いところなし。新潟2歳Sは本命ジューンテイク大きく出遅れてしまうし、上がり最速でもシンガリから2頭しか抜けないようではどうにもならない。
 キーンランドの本命ジュビリーヘッドは、見た目にも馬場を苦にしていた。良馬場ならどうなっていたか・・・。
 なおツイートにも書いたが、同じ1200mの9Rと、上位4頭の父馬のうち3頭が共通していた。ビッグアーサー、ダークエンジェル、ミッキーアイル。

 今年のWASJは、なんだか個人的にはあまり盛り上がらなかった。毎年馬券はパスして、純粋に観戦するのだけど、今更ながら武豊騎手の凄さばかりが目立った感。土曜はキング騎手が頑張っていたけど、こちらの目が曇っているだけとはいえ、どうも全体的に目を見張るような手綱さばきが少なかったような気がする。目の肥えた人が見れば否定されるのだろうけど・・・・。岩田望来騎手優勝は喜ばしいが、やはり1つは勝ってほしかった。

 会員向け配信の小倉12Rは3連複が的中。11番人気の1着馬に△を回していたことに救われた。もう少しついてもいいとは思ったが。

 めまい止めの薬は眠気も催す。競馬が終わった途端に気が抜けて睡魔。長く寝たら夜がつらいので、1時間だけ倒れる。気分が重くなってない(不貞寝にならなかった)のは救い。

 

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2023年8月29日 (火)

8月26日・土曜の競馬

 25日金曜、またしても猛暑の中を新潟へ移動。古町に投宿。
 晩飯は、コロナ禍前以来となる古町酒房を今年こそと思っていたのだが・・・なんと閉店していた。今年の5月までは食べログに投稿があったので、つい最近のことなのだろう。本当に残念。
 ということで近くの権十楼へ。サインがたくさん飾ってあった。冷やしトマトの美味しさは感動もの。さらに和牛カルビのいくら乗せの手巻き、村上鮭の手巻き。じゃがバターの塩辛乗せ。

 翌日は、朝9時20分にホテルを出て古町アーケード前のタクシー乗り場から乗車したのだが、アーケード内のデジタル温度計がすでに32度を指していた。絶句。タクシードライバーとしばし暑さについて会話。
雨の少なさにより米がヤバイという話。減反させまくっていざ今度は米が足らなくなったらどうするつもりなのか。異常気象は今後農産物の収穫計画を狂わせ続けるだろうし、備蓄できるものはしていかないと立ち行かなくなる。乳牛もそうだが、国策で生産を止めるという事態は理解しがたい。

 競馬場へ到着して、この日は場内の新潟食堂。長岡冷やし生姜ラーメン。醤油味。ここまでの人生で、冷やしラーメンなるものを食べたのは初めて。清涼感あって、こういう暑い日にはうってつけだった。願わくばもう少し生姜が多いと嬉しいところ。まだ満腹には至らなかったので、下の売店でお握りを追加。
 
 午前中の馬券はまずまず好調。控室へ入ってバタバタ準備。
 解説担当は7Rから。解説に入るあたりで地上5Fの実況席の温度計は35.6度を指していた。
 ベルサーナ本命も、消したカドノユトリに割り込まれてハズレ。8Rは堅いが本命キープスマイリングが抜けているとして、勝ち切ってくれ的中。
 この日は9Rの展望までで出番終了。下の売店で新聞を買って、すぐに東京へ向かう。9Rの結果はタクシー内のラジオで。フラッグシグナス本命で何とか的中。3着に単勝200倍近いネオレインボウが来たのには驚いた。道も混まずに、予定していたよりも1本早い新幹線に間に合った。車内で競馬予想TVの狙い目を決めてメール。

 東京駅のタクシー乗り場はこの日も長蛇の列。それでも15分待ちくらいで乗車できた。競馬予想TVサマーシリーズ最終戦。局についてから、札幌の天気予報が思っていたより悪くなっていることを知るが、仕方ない。
 それにしても、前にも一度ツイートしたが、来年からの夏競馬のタイムスケジュールだと、競馬予想TVのサマーシリーズが継続するとして、出ることは物理的に不可能となってしまう。ラジオの方の放送スケジュールがどうなるかにも関わってくるので、まだ完全にダメとも言い切れないのだが・・・。数年前には想定していなかったことが、社会だけでなく競馬界にも起きてくるものだ。

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2023年8月24日 (木)

8月19日土曜後半と日曜の競馬

土曜の続き。
 新潟競馬場はまさに酷暑だったが、パドック上空にはうろこ雲、いわし雲が出始めた。また、私の見たところではこの夏初めての赤とんぼが競馬場に出現。密かに秋も近づいてきているのだろう。
 それでも、ラジオ日本実況席は最高で35.2度に達した。地上5Fでこれだ。もちろん、少し時間が空くと後ろの控室に駆け戻る。内馬場は芝が完全に枯れてしまって、赤茶けた風景が広がっている。緑は松の木くらいなものだ。黒く溜まった池の水が、却って重苦しい暑さを助長しているように映る。

 この日から3週は午後1時過ぎから2時半までを担当。7Rは本命ジュエルス頑張ったが3着に落ちてしまった。
 8Rは△◎無でなんとか馬連は引っ掛かってくれた。9Rは△無△で空振り。本命ヴィブラツィオーネは4着までだった。
 
 駅で反対口のコンビニを回る時間の余裕がないので、飛び出す前に競馬場の売店で、日曜分の新聞と軽食を買い、急いでタクシーへ。道も混まずに予定通りの新幹線へ乗れた。
東京駅ではタクシー乗り場の列のあまりの長さに一瞬たじろいだが、消化が速くて、20分くらいで乗ることができた。列の半分近くは外国からの旅行客。
 フジテレビで競馬予想TV収録、終わってスマホに駆け寄り横浜・阪神戦の結果チェック。負けてはいけない流れの試合だったので、ここを勝てたのは大きい。ただ青柳投手、もう少し立ち上がりは安定してほしいが・・・。
 
 翌日は在宅競馬。ひとことで言って悲惨。全くダメだった。
 札幌記念は本命プログノーシスが圧勝したのに取れず。2着トップナイフには手が回らず。想像以上に悪化し、稍重発表以上にパワーを要した馬場で「近親テイエムオペラオー」の血が活きた(父も欧州で活躍したのだし)ことと、何より横山和騎手の好騎乗だ。3着ソーヴァリアントは一応の復活。ジャックドールは馬場だろう。シャフリヤールも終わった時は馬場だと思ったのだが、なんとノドの疾患が発表されて手術へ。

 北九州記念はママコチャを確信の上で切ったので、これは仕方ない。競馬予想TVで買っていたスティクスとストーンリッジの馬連に一瞬ときめいたが、スティクスはすぐに後退。想定していたよりも上がりが掛かって時計も少し遅くなった。
 
 失意のうちに冷やしてあった缶チューハイをただただ呑む。当初は虚ろな目で見ていた夕方5時スタートの横浜阪神戦、バウアーと伊藤の投げ合いにだんだん私も力が籠り出し、阪神の勝利で憂さが少し晴れた。いやあ良いゲームだった。24日現在、マジックは確実に1つずつだが減っている。

今週末の予定。
ラジオ日本は13時過ぎから14時半あたりまで。
競馬予想TVは今週も出ます。
YouTubeチャンネルは、次回はたぶん9月中旬の日曜に、また生配信をする予定です。

 

 

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2023年8月22日 (火)

8月19日・土曜の競馬

 先週、16日はYouTubeチャンネルの収録。その後、昼食で以前にも書いた、カレー店レインボースパイスへ。チキンひき肉系。思ったよりもピリピリせず、食べやすい。これは定期的に所望したくなる。

 18日の金曜は午後に新潟へ移動。前週の喧騒が嘘のような・・・とは言い過ぎだが、ホームはかなり人が減った。しかし暑さは前週以上。時折風が渡ってくるが熱風。力士が2人、浴衣でホームを歩いていてこれは涼やか。巡業に向かうのか、あるいはズラした帰省で同郷の連れなのか。荷物を持っていなかったが・・・。

 新幹線の中、ちょうど長岡停車の時に、ふと長岡戦争で検索して、河合継之助の評伝記事を目にした。読み応えあり、輪郭の輪郭しか知らなかった人物だが、世が世なら名君、大政治家になっていた器量を知る。ツイッターでシェアする。

 晩飯は何年ぶりかの千代鮨。雪中梅をロックで。

 土曜。朝からどんどん気温が上がる。それに加え、地元のニュースでもやっていたが新潟は水不足が深刻化しつつある。阿賀野川大橋からの光景、たしかに水位がかなり低い。いつもなら水面下のところが出ていて、橋脚も水の跡が2mは出ていた。
 朝兼昼飯は、これまた数年ぶり、コロナ禍前以来となるイタリア軒のカレー。このレストランは有名で、競馬場内にも長年出店してくれている。もちろん美味い。
 
 このあと、まさかの事件が明らかとなる。新潟3Rの新馬戦で、除外となった1番人気のエンブレムボムだが、除外はなんと馬の取り違えによるものであることが判明したのだ。34年ぶりとのことだが、珍事件というかなんというか・・・。
 そして時間経過とともにいろいろ事実が流れてきた。連れてこられた馬はエコロネオという馬で、なんと8月5日以降入れ替わっていて、本当のエンブレムボムは放牧中だったのだ。
 まあ実際にレースに出ないよう、装鞍所における最終チェックはマイクロチップも確認し、かつ旋毛の特徴もチェックするので未然に防げる体制なのだが、多くの識者が指摘しているように、やはり輸送車に乗せる際にトレセンでマイクロチップをチェックできるようにするのが一番だろう。そしてエコロネオとエンブレムボムの次走が楽しみ(と言っては不謹慎だが)となった。令和のとりかえばや物語。

 長くなるので以降は次回。

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2023年8月17日 (木)

8月12日後半と13日・日曜の競馬

木曜はまた全国的に暑さが戻っているようだ。ただ多摩地区では、暑いにしても何か以前の圧迫感が薄まって、空が抜けているような気がする。トンボも増えてきて、さすがにお盆を過ぎて峠は越えつつあるのかもしれない。

先週土曜の続き。この日から小倉がスタート。芝は思っていたほどの時計は出ないコンディションのようだ。特筆すべきはダートで、砂洗浄の影響か、良馬場でも時計が出まくっている。それでいて差しも届く。

ナツコクの風物詩・九州産馬限定の新馬戦。しかしこの日はカシノ、キリシマ、テイエムの冠号馬がそれぞれ2頭ずつと寂しい。血統的にもこれ本当に九州産?という、単に生まれたのが九州の牧場というだけの感じの馬が大半だ。その中で宮崎産、エーシンシャラク産駒のマーティーが11番人気3着と気を吐いた。ただスタートで横へ飛んでボディアタックを喰らわせてしまったのはいただけなかったが・・・。

ラジオ担当は10Rから。本命バグラダスは1400mへ延ばしても粘れなかった。0秒2差とはいえ2番手から下がっての5着。
11Rの直線競馬は、2着ディアナグランが買えない。これが5番人気と支持されていたのは恐ろしいやら素晴らしいやら。最終は〇△でハズレ。
帰りは敢えて駅の前でタクシーを降り、コンビニで新聞と食料を買い込んでから改札の中へ。新幹線の中でゆっくり予想ができたので、帰宅後の作業が楽だった。

翌日曜は昼前から東京競馬場の指定席で過ごす。冷酒ロックで気分よく。府中はたいへんな湿度で時々通り雨が降ったが、競馬場は夏空だったようだ。

馬券は大きいところは取れなかったそこそこ小当たりが続き、一番スッキリしたのはチャンスザローゼス消しで配信した博多Sの△◎△程度。

両重賞は冴えない予想。このところ本当に重賞が当たらず。小倉記念は2着テーオーシリウスが買えず。本命カレンルシェルブル、惜しい競馬での5着。巧く捌いてはいたが、4角で最内から外へ出した時に、出したいところに1頭いたことが瞬時の遅れに繋がったか。
関屋記念は自信の本命ララクリスティーヌが好位から下がっていく。せっかくラインベックが3着に来てくれてもなんにもならなかった。ララクリスティーヌは、菅原騎手のレース後のコメントでは「下見所からずっとピリッと来なかった」とのことで、体調面が下がっていたのかもしれない。

まあ痛くない程度の軽い負けに収まったので、気分的にはそれほど落ちず。外は大雨だったが、軽く打ち上げてから帰宅。
仕事はせずに、YouTubeの東映シアターオンラインが配信していた「探偵物語」の3,4話を見てノスタルジックな気分に浸る。4話の方に「是政岡村石材店」という看板の出た場所、広大な資材置き場で車がバンバン爆破されていて、これ確かに特撮系でも見たことある景色だと思って検索したら、やはりかつてよく撮影に使われた場所らしい。ドンパチ系や怪人が出てくるヒーローものなど。今は郷土の森公園の一角になっている場所と知り驚く。確かに府中は昔からロケが多い。以前「夕陽が丘の総理大臣」の再放送をMXで見てたら、もう取り壊されてしまったが有名なおもちゃ屋の「みのる屋」の前から今のミッテンのある場所あたりを走っていた。映画やCMは数知れずらしい。

さて今週末。ラジオ日本は午後前半・13時すぎから14時半に移ります。最終週まで。
土曜はそのあと飛び出して帰京、競馬予想TVに出ます。
YouTubeチャンネルは札幌記念全頭の血統採点を行っています。金曜夜に更新されます。

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2023年8月16日 (水)

8月11日金曜と、12日土曜の競馬

 8月11日の金曜は、言われるまで気付かなかった祝日。知ったのは駅内のいつも買える場所で、いつもの新聞が買えなくなっていた(祝日は入ってこない店舗があるとのこと)から。痛恨。代用の新聞を購入。
移動日が祝日、なおかつお盆とあって、東京駅の混雑は先週より激化し、新幹線ホームには人が溢れかえっていた。上越新幹線の自由席は、通路にまで座れなかった乗客が並んだ。WiFiも繋がりづらい。
ビジネスホテルに辿り着くと、いつもはローカルでしか見られない地元番組を流しているのだけど、祝日とあって休止、東京でも見られる面白くもないニュースワイドしかないのでラジオにした。

 この日は古町に投宿。曇りで、蒸してはいるがそれほど暑さは厳しくない。風が柳の枝を揺らすさまを見れば、さらに紛れる。
晩飯は、実は去年初めて行って気に入った「古町寧々」。予約しないと入れないこともあるくらいの人気店。他県からの来客も多い。お通しは夏野菜のジュレ、頼んだのは大好きなとうもろこし天ぷら、ノドグロの炙り刺し身、アスパラのもち豚巻きとおにぎり、ビール。
ノドグロといっても、値段はリーズナブル(量も適切)。スダチ汁と茶塩でいただくのだが、もうこれがたまらない。大満足でホテルまで歩く。

 翌日は、競馬場までのバイパス道路が意外と混んだ。帰省客が多いということなのだろうか。到着して朝昼兼の麻婆飯、しばらく場内をうろつきつつレモンサワー、蒲鉾串。この日も曇りベースで、時折風が強め。直線は斜め向かい風。なお最終レースの前に真逆に替わる。今夏はこれが新潟のパターンなのか。
 新潟2Rのチェルヴィニアは、パドックで目の前で見ると1頭だけオープン馬が混じっている感じの存在感。はたして圧勝。ボンドガールに負けた新馬戦では逃げていたが、この日は番手でタメがしっかり効いていた。時計も水準以上。将来性はボンドガールに優るとも劣らないと思うが、ハービンジャー産駒だけにクラシックを勝つには何かが・・・という気もする。あとオークス向きという評価をする向きもあるようだが、言われるほど長いところが向くかどうかは微妙では。

 新潟4Rは、自分のサイトでの配信レース。△をなんとか回したチュウワスプリングが意外と人気、そして驚く強さ。本命にしたフジジュンフェイスの方が7番人気でむしろ薄かったが、離されても2着確保。これはありがたかった。
 この1,2着は、今どき珍しい新潟滞在馬。中間はなんと気温40度に達したという新潟だが、競馬場周りはそこまでは上がらなかったようなのと、直前にお盆で混雑した(多分)道路を移動するよりは出張馬房に居る方が消耗しないと判断したのだろう。それが正解と出たパターン。
 気を良くしてアイビススタンドの端のベンチで休んでいたら、野太いうめき声が聞こえて一瞬ドキッとしたのだが、なんと20mくらい先の広場でやっていた戦隊もののショーの、怪人の声だった(笑)。ヒーローを呼ぶ子供たちの声がかわいい。

 5Rはイクイノックスの半妹ガルサブランカ登場の新馬戦、こちらは追い出しを待つ余裕から32秒8の上がり3Fで差し切った。キズナ産駒でのマイルの切れ、とくればソングラインを将来的に想起。馬体もマイルベストに見える。とにかく土曜の新潟では、将来を嘱望されている2歳馬がしっかり勝ち切れた。続きは次回に。

 

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2023年8月 9日 (水)

8月5日後半と6日の競馬

 アスクビクターモア急死。放牧中の熱中症と聞いて、一層の驚きだ。異常な暑さの対策は、牧場においても頭の痛いことだろう。もちろんそれを踏まえていてもなおの「天災」。関係者の無念を思えば言葉もない。
 個人的には弥生賞でかなり助けてもらった。あのレースだけは負けないと思えた。反対に菊花賞では、対抗に留めてしまったのが悔やまれる。日経賞での大出遅れ以降、運に見離されたような競馬が続いてしまったのが気の毒だった。本来の姿はあんなものではないだけに・・・。もう一度輝けると思っていたので、本当に残念だ。

 先週土曜の続き。新潟の前室は、とにかく冷房が強いので、この猛暑であっても羽織るものは必携。ここ2週、実況席へ出る前は着用した。それだけ強い冷房から、席は33.9度の表示。

 10Rは▲〇◎。6番人気の本命コルドンルージュがもう少しで2着取れるところだったが、タテ目も推奨したので何とか的中扱い。個人的にはコルドン3着でもかなり助かる。
 11Rは無印アルーリングウェイに勝たれては仕方ない。
 12Rは▲◎〇、無難に的中で少し安堵。
 映像を通してみた札幌日経オープン、ブローザホーンは思っていた以上の圧勝ぶりだった。

 帰りは新潟駅で、念願の小嶋屋で恒例の蕎麦と蕎麦焼酎ロック。大満足して帰宅の途に。

 翌日は自宅競馬。この日は珍しく馬券の流れがスムーズだった。6Rの新馬戦は本命フィリップが頑張って3着。9Rも安い配当だが◎〇▲の順で収まり実に気分がいい。
エルムSは◎△△、セキフウが予想した通りの走りを見せてくれた。ただレパードSは、本命クールミラボーが消えて無印のオメガギネスが2着では・・・。★のルクスフロンティアが頑張ってくれてもどうにもならなかった。好時計を演出したルクスフロンティア、逃げてのラップ推移と着順は、かつてのケイティブレイブ2着の時の内容とかなり近い。
 
 パサパサの新潟とは真逆、この日の札幌ダートは、道悪でも(道悪にしては)時計がかかるという異例のケース。水が浮いている時に、たまに見られる現象だが、この日は途中から水が引いてきた。ただおそらく下がかなり水を含んでいて、逆に脚抜きが悪くなっていたのではないだろうか。

 これを書いているのは水曜夜、この時点での週末の予報は、3場とも天気の心配は要らないことになっているのだが、台風のスピードと進行方向次第では、どこも真逆になるおそれはある。しかも小倉、新潟ともに中間には大雨が降っていて、もし良馬場でもこれまでとは違ってくる可能性も。夏競馬も後半に差し掛かる。健康も馬券も何卒無事に・・・。 

 

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2023年8月 8日 (火)

8月4日と5日途中まで

 4日金曜。新潟まつりがスタートしたそうだが、ホテルは古町ではなく駅前だったので、ほとんど祭りの気配は感じなかった。
 晩飯は初めての「和が屋」という店に決めた。一人用の刺身プチ盛りがあって、イカ、ホタテ、赤身、アラ、ホウボウ。イカとホタテは、しょうゆでもレモンでもなく、あっさりした酢をブレンドした独特の汁に付けて。これが実にいい。醤油だと、甘みと喧嘩する時があるのだけど、甘みを活かしつつ、しつこさを消してくれる。
 あとは名物ののっぺと、サザエ壺焼き1つ、そしておにぎり2つ。今更だが本当におにぎりが美味。

 翌日は、先週より10分くらい遅れて競馬場へ。前にさんざん文句を書いた当日入場券売り場の動線が大幅改善されていたのは素晴らしい。最初から各機械の前に列を作るようになった。先週は開門して10分経ってもなかなか捌けなかった客の列が、この日はほとんどできていなかった。
朝から暑いのだから、外へ並ぶ時間は極力短くした方が良い。もちろん事前予約を促進する考えも裏にはあるのは間違いないが、実際にこれだけ当日入場券を求めてきている人がいる以上(入場者の年齢層は、あくまで私が見た限りでは首都圏より高い)、配慮は必要だ。すぐに対策したことを評価したい。

 朝兼昼は、アイビススタンド3Fの、万能型売店(と勝手に思っている)ハッピーチョイスのカツカレー弁当、そしてフードフェアでの貝のミックス串焼き。
 ニルススタンドをうろうろしていたら、レジェンドTMの古川幸弘さんと行き会った。仕事ではなく私用での遠征とのこと。確か80歳近いはず、お元気そうで何より。
ラジオの前室には1時頃入ろうと思っていたので、まだまだ時間がある。相変わらずの暑さだが、せっかくなのでいろいろ歩き回る。例年、8月に入ると、スタンド前4コーナー寄りには赤とんぼが舞い始めるのだが、この暑さからか今年は赤とんぼはおろか、トンボ自体を目にしていない(私は)。
アイビス1Fには、去年書いたコーヒーのおいしい売店がある。しかしこの暑さではホットコーヒーは無理。アイスコーヒーは、午前中から飲むと体調が少し悪くなることがあるので、このあと仕事もあるので控える・・・となると先週同様ハイボールで涼を取る。少し濃いめでしっかり呑んだ感があり、せっかく涼んだのに、汗でアルコールを抜くことに。アイスコーヒーはダメで酒はいいのか。

 どうでもいい飲み食いの行状ばかり書いてて長くなったので、具体的な競馬のことは次回。最後に少しくらい競馬のことを。短期免許のホー騎手が、先日の落馬が骨折と判明、取り消して帰国するという発表が。
ホー騎手にとって新潟は因縁の?地なのかもしれない。実は去年の初来日時、最初に乗ったのが新潟、その最初のレースのパドックで、馬が突然立ち上がり落馬するという事故(ケガは無し)で始まっていた。その後レパードSで初の重賞勝ちを記録したかと思えば、先日の落馬事故。天国と地獄を両方味わっているわけだが、来年もぜひこの時期に来日して、無事に活躍してほしい。

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2023年8月 4日 (金)

雑記

 この残酷なまでの暑さの中、外で仕事をしている方たちには本当に頭が下がる。どうしても早めに必要なものがあって、Amazonで買い物をしたのだけど、これで1件分な余計な配送仕事を増やしてしまったのではないか、これがなければ何分か早く終われたのではないかなどと、仕方ないことを考える。道路の工事を見ても、修理ならともかく、水道管交換とか道路整備とか、普通の事業をこの時期に組まなくてもいいのでは?と思ってしまう。ただ、そんなことになると、夏の業者の売り上げが落ち込んでしまうわけだから、余計なお世話なのだろうけど。

◆私はよく「病弱ツイート」をしているので、この暑さを心配してくれる人も多いのだけど、暑さについては数年前から(一度書いたけれど)5月末くらいの暑くなり始めに「耐暑準備」の身体づくり(といっても、水を取りながら、敢えて暑い中で早歩きなどして汗を毎日かくこと)をしているので、高温そのもののダメージはあまりない。それよりも冷房の効いた場所との出入りによる温度差の方が響く。
 あとは、汗をかくことで体内の水分が減ると、恐怖の尿管結石のリスクが高まるので、この時期は熱中症対策以上に水分には気遣わなくてはならない。これまで3回の発作は就寝中や寝起き、つまり身体が最も脱水している時間に起きていたので、寝る前の補給は必須。

◆おとといの水曜、分倍河原の税務署に所用があったついでに、どうしても冷やし中華が食べたくなり、めったに行かない分倍河原駅の北側へ。
飲食店が軒を連ねているので、アテはなかったが多分どこかで食べられると適当に歩いていたら、まだ新しい造りの「京都ラーメン 森井」という店に遭遇。
冷やし中華、この日は胡麻だれにしたのだが、これが初めて食べるタイプだった。タレは少なめ、チャーシューと半熟卵、そしてメインは絶妙に香りを減らして食べやすくされた紫玉ねぎのスライス、たっぷりの九条ネギ。
ネギ類が苦手な方には無理だが、私は好物なので、このネギまみれのヒヤチューは斬新だった。これは本当にさっぱり。
 調べたら、神奈川県を中心に東京、千葉で展開しているお店のようだ。けっこう店舗数があるので、ググってみると皆さんのお近くにあるかもしれない。今度は秋以降に、本分たる?ラーメンを食したい。

◆PANTAの音楽葬が9月1日、金曜日と発表された。残念ながらその日は新潟だ。越後路から改めて手を合わせるとしよう。
YouTubeにアップされている生前のインタビュー(去年の年末収録のようだが)では、さすがにもう穏やかな口調で煽るようなものではなかったが「なんでみんなもっと怒らないの?」と言っていて、馴らされてしまうことの怖さを最後まで説いていた。

昔、私が40代あたりまでの日本は「うまく行っていることも結構あるけど、これとこれとこれはヤバイかなあ」という状況だったのに、今は「うまく行っていることがほとんどなく、あれもこれもどれもがヤバイ」という、本当に危機的な状況になっている。かつての長州力の名言を借りれば「(マット界に)非常ベルが鳴っているのに誰も気づかないのか!」というところ。これほど危ないのは、ほぼ60年間生きてきて本当に例がない。異常な猛暑と同じだ。ここで始めに戻った(笑)。

 今週末は、ラジオ日本が土曜の14時半から最終まで。。
なお予想TVは19,26日に出ます。YouTubeチャンネルは、札幌記念週に通常の予想スタイルをアップします。

 

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2023年8月 2日 (水)

7月30日・日曜の競馬

日曜はやや寝坊。午後1時頃まで自宅で競馬観戦し、そのあとYouTubeチャンネルで久々の生配信のため府中市内某所へ。まずは生でのご視聴はもちろん、アーカイブでご覧下さった方々にも御礼申し上げる。もしまだ見ていない方の中でお時間があれば、いつものチャンネルの「ライヴ」から入ってくださるとうれしいです。

 対象としたのは札幌と新潟の10,11R、そして最後に予想だけ新潟最終を。
 まず札幌10Rは〇◎△で幸先良し。新潟10Rは〇△★で、動画では本命が消えてしまったのだが、配信した自分のサイトでの予想では馬単と3連複を引っかけた。
 
しかし肝心の両重賞はいいところなし。クイーンSはスロー、そして例年の傾向通り1,2枠で決したが、本命ジネストラも対抗ビジンも好位から下がっていってしまった。いつもと違う場所で調整できない遠征滞在競馬では、デリケートな牝馬の場合、全く力を出せないことも珍しくはないのだが・・・。ちなみにジネストラは終始逆手前で走ってしまったそうで、前進気勢も薄かったとのこと。
かたやアイビスは、とても例年の傾向では手が出ない組み合わせの決着。直線競馬なのに2枠以内から2頭が馬券圏、さらに1年ぶりの馬が直線競馬で重賞を勝ち切るというのも想像を超えていた。
本命シンシティや対抗スティクスは、前に行ける馬なのに共にここで初ブリンカーだったのが裏目に出たのでは。
なお私はもともと押さえ程度の評価だったが、人気のファイアダンサーはレース後に熱中症と調教師コメントが出ていた。

重賞を2つ外すと大惨敗の気分だが、自分としては新潟最終はかなり気があったレース。印と短評だけ加えて配信終了。レースは▲◎〇で本線決着。たまにはこれくらいうまく行くことがないとやってられない。

終わって帰途にひとり打ち上げ。今村騎手、永島騎手に御馳走してもらったつもりで、少し奮発してややお高めの和食店へ。大好物のハモに舌鼓を打つ。やっぱりハモには梅肉ですわ。なお私はウナギはもちろんのこと、太刀魚とかアナゴとか、長細い魚がなぜか好み。でもドジョウは苦手。川魚はあまり好まない(何をいい歳して)。

とにかく、開幕週の新潟は関西馬の勝ち切りばかりだった。小倉が休み間は、これが定番になっている。さらに新潟では、馬体が未完成の2歳戦や牝馬限定戦を除くと、やはり馬体重の大きな馬たち=490キロ以上の連対がとにかく目立っていた。

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2023年8月 1日 (火)

7月29日・土曜の競馬

 さて競馬。
 まず新潟ではほぼ毎週のようにアイビススタンド3Fの中華「ことぶきや」で朝兼昼飯。この日は中華丼。そして腹ごなしに1年ぶりの場内を見て回るが、5分と経たずに顔から汗が噴き出す。建物に入れればもちろん凌げるけれど、陽の当たるところでは上から暑さがのしかかってくる感じ。風も午前中はほとんど吹かない。
 コロナ禍前のようにグルメイベントが再開されていて、ツイッターでもアップしたように肉料理やスイーツの出店やキッチンカーが、テラスプラザからパドック横まで並ぶ。日本酒の試飲コーナーもある。私はガンジーアイスでしばし涼をとる。ただ、週によって店が入れ替わるようなので、もし競馬場に行かれる場合は各自リサーチのほどを。以前のように当日行われる特別レースの地名にちなんだ、新潟各地の名産を売る企画ではなくなっていた。

 それにしても暑さが凄まじい。長年新潟に通っているが、土曜としてはおそらく一番ではないか。
暑熱対策として今年から午前中の4Rに移ってきた新潟ジャンプSだが、結果論とはいえ、午後の方が風が吹いてきたのでまだ暑さを凌げたことを思うと、むしろ引っ越したことが裏目になった感。そのためか人気のフォッサマグナはレース後の調教師コメントでは熱中症での競走中止、そしてホッコーメヴィウスの派手なバテ方も、コメントは出ていないがもしかしたらと思わせるものだった。
 ラジオの担当が午後後半のためまだまだ時間がある。汗と共にすぐに抜けると判断して我慢できずにハイボール。ビール売り場の前には列が長い。場内はかなりの人出で、もしかしたら土曜で1万超えかと思えたが、後で発表された人数は9326名で少し足らず。

 馬場に目を移せば、芝は例年の印象よりやや短いように見える。そして時計は、午前こそスローのレースが多くてあまり速くなかったが、未勝利戦が終わるとやはり速まった。そして外回りでも差しがよく決まる。普通、外回りの開催前半戦では、前付けからの高速上がりが好走パターンだが、開幕日から長い直線を活かした攻防を楽しめた。
 
 ラジオの放送席は、控室の外のテラス状の屋外スペースにあるのだが、私が担当した最初のレースである10Rの時間で机上の温度計は34.2度の表示。そしてこのレース、一度本馬場へ入りかけた馬が、出るのをやめて馬道へ戻ったという報告があった。少しでも炎天下に出る時間を短くしようということなのかも。
 その10Rは、〇エメヴィエールと▲サンライズジャストの間に、消したドロームが挟まってタテ目も取れずハズレ。◎ダッシュダクラウンは5着。
 メインの関越Sは、プチ・エプソムCくらいの豪華なメンバー構成となった。小倉が休みになっているので、関西からそこそこのメンバーが集まるということ。ここでも本命馬ではなく〇のストーリアが勝ったが、2着アドマイヤハダルは△までにとどめた馬でハズレ、本命エピファニーは、好位を進んだものの内でポケットに入ってしまい、直線も前が壁で追えないまま200mは流すしかなく、結局8着に終わる。むごし。

 そして最終は新潟名物直線競馬。1勝クラスで53秒9は、いくら50キロの恩恵があったとはいえ速い。圧勝したダンシングニードルは来年、新潟開幕週の日曜の方のメインに出ているのではないだろうか。
 
これまで、午後後半を担当して最終レース後まで場内にいることは当然毎年何週かあって、それでもタクシー乗り場に列ができることはコロナ禍前でも土曜の場合はほとんどなく、人がいても5,6名程度だったのが、この日は場を出て唖然。なんと50m近く列ができていて、しかも車が全く回転していないのだ。おまけにタクシー列の上には屋根がなく、陽ざしにただ灼かれるのみ。20分は我慢したがその間に2,3台しか来ないので、諦めて横に延びていた、バス待ちのさらに長い列に並ぶ。確実に定期的に車が来るだけに、こちらの方が心理面でのストレスは軽減。それでもやはり30分以上は並んだ上にもちろん座れず、道も前半渋滞し、新潟駅南口に到着した時はもうグッタリ。せめて小嶋屋の冷たいへぎ蕎麦と焼酎ロックでこの疲れとイライラを回収しようと思ったら、なんと駅の改築で長年親しんだ位置には無くなっていて呆然(駅の南館に移転していた)。
仕方なく、改札に入った所の売店(これも改装されていた)で、すっかり有名になった「えび千両ちらし」の駅弁を奮発して代替解消。ただ、去年まで売っていた競馬新聞を売らなくなっていて、改札の外で買わないといけなかった。だから予想にあてようと思っていた帰りの新幹線は実に手持無沙汰で、居眠り2回、車内販売の新潟クラフトビールひと缶と、土曜の競馬の反省で2時間を過ごした。

 

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