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2024年1月17日 (水)

1月13,14日の競馬

 先日、帰省先の金沢で被災した知人から当日の話を聞いた。正月に、本家に一族が集まる習慣は多くの地域にあるわけだが、彼の家もまさにその状況下での被災。甥や姪、従兄弟の子どもたちなど、幼子たちを必死で屋外に逃がしたそうだ。幸い、彼の家ではけが人は出ず、家の被害も小さくて済んだが、能登にある母方の祖父母の家は全壊してしまった(生命の危険は免れた)とのこと。
彼は金沢の家を片づけて、1月4日に仕事のため車で帰京。直接聞いた揺れの状況には、話だけあっても、テレビを通して見聞きするのとはまた違う生々しさを感じる。もっと大きな被害を受けた方の話なら、おそらく尚更戦慄するのだろう。
災害は時間経過によって焦点が変化するものであり、報道を見る限りではあるが、今は2次避難問題と災害関連死防止、ライフライン復旧がテーマとなっている。大きな自然災害が発生した時に、自衛隊やレスキューへ指示を下せる専門家チームの必要性、司令組織の迅速円滑な機能の必要性を痛感する。遠隔地に住んでいる身としては募金と、そして自らの地域に降りかかることを想定して備えることしかない。

 金曜は東京女子医大病院で定期検査。正月休み明けまだ間もなく、いつもより混み方が激しい。受診までに予約時間を1時間超過したがこれは仕方ない。
 
 土曜は中山へ。腹がかなり減っていたので、競馬場に着く前に西船橋駅で食事、天ぷらそばとミニカレー。
午前中は雲1つない青空で、寒さも気にならない。しかし午後1時頃から次第に雲が北から広がってきて、それまでの無風から北寄りの風が強まりだし、メインレース前からは突然の雪、そして最終レースのパドックでは雷も・・・と急転直下。雷と雪が同時というのは、南関東ではあまり経験しない。最終レースのパドックでは雷鳴に驚き耳を絞る馬も見られたし、またレース中にも2度ほどかなり大きく轟いた。逃げ先行馬がそのまま恐怖で?流れ込み、後ろの馬は伸びることができなかった。

 最終レース後はお台場へ移動。雷、激しいみぞれ、当然傘を持っていなかった私は地下道から法典へ。もちろんお客さんも大半が雨具を持っていないので、来場者のほぼすべてが地下道利用となり、通路は早歩きができないくらいの混雑だった。
京葉線からりんかい線へ乗り換えの新木場駅は大雨、お台場ではやや弱まってはいたが、突風が吹き荒れていた。日曜の馬場状態がかなり懸念されたのだが・・・・。競馬予想TVを終えて23時半ころ帰宅。

  日曜は終日在宅。快晴に戻った中山の芝は、思ったほどには時計が掛かっていないことに驚いた。土曜よりいくらか遅い程度。ダートもあまり悪くはない。どうやら、中山では水分よりも雪の方がまさり、芝の雪が除雪作業で払われて、馬場へ沁み込んだ水分量はそれほど多くなかったようだ。
 
 小倉ダート1700mのメイン、門司S。土曜は配信した響灘特別(同じコース)で成功し、味を占めて競馬予想TVの狙い目でも指定したのだが、スレイマンの単勝しか当たらず。ワイドで網を張ったがことごとく抜けてしまい、単勝で行ってこいに留まる。しかも日曜朝の時点では6倍台あったのに、最終的には490円まで下がっていた。

 日経新春杯は、本命サヴォーナが人気のため相手を絞って抜けた。ブローザホーンは印を回したが、1番人気で買う馬でもないと思って馬連対象から外して、人気妙味あるディープ産駒2頭やリビアングラスに目が行ってしまった。とはいえ予想TVの対象が3鞍ある週の場合は、(個人的な話だが)仕方ないところもある。
 京成杯は軸選びが甘かったとしか言いようがない。ただアーバンシック以外の上位馬は、展開面の利も否めず、真価はまだ分からない。この段階で評価を上げたのはアーバンだけだろう。
 雅Sでは話題のヤマニンウルスが連勝を伸ばした。いよいよオープン入りとなったが、目に見える範囲では、私にはまだその強さのほどが分からない。クラス上がるにつれて着差は詰められているし、ここまで負かしてきた相手のレベルも少し疑問。もちろん余裕綽々のレースが続いていて、能力全開となった場合は別馬になる可能性もあるが・・・。反面、そういうパターンで勝ち進んだ馬が、いざ全力追いで意外と伸びないケースも少なくはない。巨漢馬ゆえ追いたくてもセーブしているのかもしれないし、いずれにせよオープンでの初戦となる次走が、いろいろな意味で楽しみではある。ベールを脱いだ姿を見たいという楽しみ、そして意地悪な意味での馬券的な楽しみ・・・。

◆YouTubeチャンネルは、現在特別企画の私見・2023競馬ベストナインの1回目を公開中。予想については東京新聞杯まで空きます。
◆土曜のラジオ日本は、今週末までは午後14時半から最終までの担当です。
◆競馬予想TV、次回の出演は未定です。

 

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