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2024年3月

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2024年3月29日 (金)

3月24日・日曜の競馬

 用事があり水曜に表参道へ。久々の好天と暖かさで、渋谷から歩いた。渋谷は欧米からの旅行客がかなり多かった。とある集団はスクランブル交差点の往来に興味津々で、真ん中に行ってスマホを掲げて、自分の周囲で人のすれ違うさまを、大喜びで撮影していた。また、仲間が横のビルの上にいて、上方からのすれ違い映像を撮っているようで、そちらへ手を振ってアピールしていた。こういう交差点は外国にもあると思うのだけど、これだけ喜んでいるということは珍しくはあるのだろう。
 金王坂上を過ぎて反対側へ渡り、青学側の歩道を歩く。青学すぐそばのドーナツショップに50mくらいの列が出来ていることに驚く。以前は何があった場所だったか忘れてしまった。
 少し時間があったので先に昼飯。昔ガストンというエスニックレストランがあった所、今はロータスガーデンの表参道店。ガパオライスセット。
 本題へ。
 
◆24日の日曜は在宅競馬。土曜のテレビ前の予報では、中京地区の雨は日曜にはほぼ降らないことになっていたのに、その後また変わったようで、朝から小雨、その後本降りになり、時計の出方には明らかな影響が出ていた。しかし内目が不利になっていないのは、やはり1月開催がなかったことが大きいだろう。1月中京を小倉にする今年のスケジュールを続けるなら、今年はイレギュラーになってしまった夏の中京→小倉のところ(芝保全が理由)は、来年からは平常開催に戻せるのではないだろうか。

 競馬予想TVの狙い目とした中山6Rは、今になってもまだ悔しい。ライングッドマン、追い込んでハナ差3着も、これではダメなのだ。馬連を2点に絞っただけにやりきれないが、これが競馬であり馬券である。しかし何百回経験しても、このやりきれなさ度合いは変わらないものだ(苦笑)。
 
 高松宮記念は、数字だけ見れば遅めだが、馬場を考えると平均くらいのペースではあったか。香港のビクターザウィナーがシッカリ逃げて、人気のルガルも課題のスタートを決め絶好の位置を取った。
上位馬の勝負を分けたのは、おそらく直線のコース取りだろう。内目の荒れ方を見てビクターザウィナーのリョン騎手は、馬場の真ん中近くに馬を導いたので、その横や直後にいた馬たちはさらに外へ出さざるを得なくなった。反対に、見かけが荒れていても、馬の伸びには影響がないと分かっていた騎手たちは内へ入っていく。いち早く内へ入って抜け出したマッドクールを、内差ししてきたナムラクレアが追い詰めたがわずかに届かず。ビクターザウィナーは離されたが3着は守り切った。ルガルは全く伸びず。

 ルガルが馬券圏から消えることを全く想定していなかった自分としては、馬券は完敗。前夜のテレビで「マッドクールとビクターザウィナーは似た血統なので来るなら一緒に来る」とも言っていながら、ワイドのフォローもしていなかった体たらくに呆れてしまう。
 自慢を言わせてもらえば、マッドクールは、ご覧になった方もいるかもしれないが、昨年1月頭のYouTubeチャンネルで、2023年の期待馬2頭のうちの1頭として挙げた馬だった(もう1頭はカンティーユ)。高松宮記念には賞金が間に合わなかったが、秋はスプリンターズSで2着。もともと高松宮記念向きと思って挙げた馬だったので、この勝利は納得なのだが、今回は脚元に不安が出て帰厩が大きく遅れ、調整もスローという状況があり、しかもかなり太いという話も出ていて、上位評価はとてもできずに△の2番手あたりに留めてしまった。
ナムラクレアは去年以上の走りを見せたが、これはもう運が悪いとしか。
 ルガルの敗因はこれといったハッキリしたものは挙げられない。もっとひどい馬場だった葵Sを見れば、道悪が無関係なのは明白。となると、やはり芝では初めて(ダートでの中京好走経験はあった)の、直線に坂のあるコースがこたえたということか。それにしても負け過ぎの感があり、他にも前走で走り過ぎた反動もあったのかもしれない。道悪だと、そういう消耗が余計出易いということもあるだろう。

 あとこの週末、競馬関係者のSNSでの発言でかなり問題ありと感じたものが2件あった。1つは不謹慎なツイートとその対応、もう1つはかなり浅薄で笑えるほどの発言を音声系のメディアで。人のふり見て・・・・のことわざ通りで胸に刻んでおきたい。
 
当面の出演予定です。
◆YouTubeチャンネル、大阪杯前日に有力馬採点を公開します。
◆土曜のラジオ日本、私は午後1時すぎから2時半頃までの担当です。
◆競馬予想TV、次回は桜花賞週に出ます。4月は、あと天皇賞週に出ます。

 

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2024年3月27日 (水)

3月23日・土曜の競馬

土曜の中山、午前中は時折小雨も、傘を持つかどうかの賭けには勝った(なお私は折りたたみ傘が大嫌いでそもそも持っていない)。日中、傘を必要とする天候にはならず、午後からは少し青空も見えてきた。しかし、寒い。
 
 この週からラジオの担当は7~9R。口開けの中山7Rは、堅い本命馬勝つも、敢えて切ったランスノーブルが2着でアウト。8Rは、本命ネイビースターが番手から差し込まれて5着に沈む。9Rは前残りになってしまい、本命サザンエルフは1頭だけ後方から追い込むも届かずの4着まで。3タコを喫してしまった。

 下へ降りて焼酎お湯割りで暖を取りつつ、残りのレースを観戦。好メンバーの伏竜Sは、テーオーパスワードがまさかの逃げ切り。前走で高パフォーマンスを見せていた2強のうち、ラタフォレストは中山に危惧もあったので凡走もあるかと思ったが、ラオラシオンは途中から前を追いかけて勝ちに行って、坂で苦しくなり、追い込んできたアラレタバシル、アンバードールにも差されてしまった。それにしてもテーオーパスワード。道中でペースを落としての、鮫島駿騎手絶妙のペース配分が決まった。
 
阪神メイン、毎日杯を逃げて圧勝のメイショウタバルにはさらに驚いた。この展開も想定していなかったが、それ以前に、6日前のレースをフレグモーネで回避した馬が勝ち切ったこと自体が想定外。常識を超える回復力。何もない馬でも、仕上げた週にレースを使えないとコンディションは下がるものなのに、まして病み上がりなのだから・・・。
馬場を考えると全体時計も水準以上。逃げ馬が勝つときは全てが良い方へ転がることが多いので、開いた着差はさておくとしても、クビが高い走りなので中山2000mは合いそうだ。3歳春の時点でみれば、ちょっとキングヘイロー風味のある馬だ。

 日経賞もまた、大逃げ馬が結果を大きく左右した。マテンロウレオの大逃げもまた想定外。騎手の狙いか、あるいはレース後の調教師コメントのように、本当に馬がハミを噛んでしまって強く行きたがったためかは分からないが、レースが終わった瞬間には、横山典騎手が3角で一杯になったように見せかけて後続を呼び込んでの二枚腰かと思い、ツイートもしてしまった。
しかし後で出たラップを見てみると、マテンロウレオは大きくペースを落として後続を引き付けたわけではなさそうで、前が残りそうと判断したボッケリーニ・浜中騎手が勝負を掛けて捕まえに行ったことが分かる。普通ならゴール前でアラアラになってもおかしくないのに、あの差に収めての5着ボッケリーニ、もちろん4着に頑張ったマテンロウレオも強い競馬。ただ、やはり横山騎手が大逃げしていると、後続は怖いのだ。そしてもしマテンロウレオが普通の逃げ方をしていたら、シュトルーヴェやクロミナンスがあそこまでハマった脚を使えたかどうか?結果は違っていたのではないかと個人的には思っている。

 お台場へ移動。時間があったので、お台場ラーメン国技館で「ひるがお」の塩ワンタンラーメン。ワンタンの入った塩ラーメンは珍しいと思う(たいてい醤油でしょ?)。塩でもコクがあって、チャーシューがしっかりしていて、大満足の一杯。
競馬予想TV収録、驚くべきことに高松宮記念は5名全員ルガル本命。みんなで不吉と苦笑いする。

収録後、深夜11時半ころ、自宅最寄り駅でタクシーを待っていたら、突然声を掛けられた。競馬予想TVを家族で見ている方だそうで、高校生の息子さんが一番競馬にハマっているのだとか。番組はいつも日曜朝の再放送を見ているそうなので、予想内容は明かさずに「明日朝に見たら、驚くと思いますよ」とだけ言っておいた。数年に一度クラスの珍事=全員本命一致は、きっと驚いたor呆れたor笑った?ことだろう。

 

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2024年3月27日 (水)

参ったこと、気の毒なこと

◆土曜、中山のラジオ日本中継控室で、プロデューサーから今夏の新潟のホテルが大変なことになっているという話を聞き、日曜夜に競馬が終わった所で調べてみると、確かにすごいことに。例年だと春の東京開幕週に予約して悠々押さえられるのに、定宿が毎週末「残りわずか」なのだ。こりゃいかんと福島後半2週分と新潟6週分の予約をしたのだが、どうしても取れない週も1つ出てきた。
 インバウンド需要とコロナへの警戒緩和、さらにイベント複数開催に加え、なんといっても今年は週末に長岡花火大会がぶつかったのが大きい。予約の取れないのはこの長岡花火の週だ。新潟市内はもちろん、燕三条や近隣市町に広げても満室、やっと見つけたと思ったら、通常8000円くらいのところが1泊4万円に近い料金になっている。
それ以外の週も残室極小の表示ばかり。悠長にあと1,2日でもチェックを遅らせていたら、半分くらいアウトだったかもしれない。もちろん料金も例年よりどの週も上がっている。
 ということで、この夏、新潟競馬観戦を考えておられる方、今からの予約だと、かなり厳しいですよ!

◆開花宣言などいい加減な?もので、27日午前現在まだ開花していないとされている東京では、もう咲いているところが多い。もちろん満開ではないけれど、府中市内でも3分咲き程度の木はたまに目にする。ただ先週末に桜祭りを組んでいたところは悲惨。寒いわ雨だわ桜はほとんど咲いてないわで、商店街や自治会にはお気の毒としかいいようがない。
桜祭りはこのところ花に間に合わない年が多くて、今年は敢えて1週繰り上げたところもあるようだが、それが裏目に出るとは。自然相手のイベントは本当に難しい。
そういえば、中山競馬場も先週土曜、ダウンジャケットが必要なくらい寒い日に、ビール半額デーがぶつかってしまってこちらも気の毒。いくら半額でも、寒さを耐えて冷たいものを飲む気分ではなく、ラジオの本番が終わってから焼酎お湯割りにした。

土日の競馬にはけっこう書きたいことが多いので、今回はここまで。

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2024年3月21日 (木)

3月16,17日の競馬

 15日の金曜は、東京女子医大病院で定期検査。甲状腺の改善傾向は継続。ひと安心。帰りは陽気に誘われて、新宿三丁目駅から通りを歩き、紀伊国屋地下に戻ってきたカレー店モンスナックへ。ツイッターに詳しく書いたのでここでは略。反応も多数いただいて嬉しい。
 睡眠不足極まる土曜だったが、身体は重めでも頭は妙に働いていた。昼は競馬場の京樽ガーデンでかつ重。これが期待以上の食べやすさ。味も悪くないし、それ以上に端の部位でも硬い筋や脂身を含んでおらず、庶民的なカツにしては珍しく全部食べられたのだ。衣で水増しもしていない。これは嬉しかった。
 中山は、珍しいことに午後1時頃を境に、風向きが真逆になった。それまでは直線向かいの強風、それがものの10分くらい無風となったかと思ったら、急に直線追い風の強風、それもかなり強い風が吹き荒れたのだ。何となく薄気味悪い。遠くには黒い雲の一団も現われていたが、競馬場に近づくことはなかった。
 ペガサスJSはビレッジイーグルが3連覇を達成。障害のオープン特別の3連覇は、1986年以降では2頭目の珍しい記録だったそうだ。

 ラジオ日本の予想と解説担当は10Rから。レッドラパルマに自信があったのでタテ目を取らなかったら〇▲で決まってしまった。レッドはダラッとした走りで好位を回ってきただけで終わる。

 問題はメインのフラワーCの発走前、テリオスルルを巡るアクシデントだ。結局、来月発売の「競馬の天才」の連載に詳しく書くことにしたので、ここでは割愛させていただく。ひとつ言えるのは、JRAがファンへの説明責任を果たしていないということだ。HPの「今日の出来事」にも詳細の掲載がないことには本当に呆れた。せっかくここ数年、情報開示が改善されていたのに、東京新聞杯のゲートやきさらぎ賞のゴール前など、もっと丁寧にファンへ説明すべきことが為されていない事態が続いているのは、実に残念だ。担当者が替わったか?

 中京のファルコンSは、ダノンマッキンリーが強烈な追い込み脚を見せて復活。ただおそらくはムラなタイプではあるような印象。むしろ2着オーキッドロマンスの渋太さの方に目を見張る。ただこのレースは内枠の有力馬たちが力を出し切れていないのも確かだ。自分の馬券はハズレ。なおここ2,3年、ファルコンSはメンバーレベルがとみに上がっているように思う。

 中山最終は◎▲で手堅く取れた。カンザシの人気が思ったより無かったのは少し助かった。お台場へ移動し競馬予想TV、24時前に帰宅。帰りはさすがに眠気の渦に翻弄された。

 日曜は11時頃から東京競馬場で観戦。府中は天気予報でいわれていたほどには晴れず、雲が多かった。風が凄い。中山より強かったと思う。
 この日も馬券は低調。公開予想では、阪神9Rのサウンドブライアン、中山10Rのメズメライザーと人気薄に本命を打っているのに、これだけ人気がないと自信の勝負というわけにもいかず、薄く馬連や複勝を買うだけに留まっているので、実入りがドンと増えたわけでもない。普通に買ったレースが外れ続けて、結局負ける。競馬予想TVの狙い目は当たったが、あまりに安くてトントンにしかならない。とにかく重賞が当たらん!
 スプリングSはまさかのドスローで前残り。凡戦で本番へ繋がる気配もない。土曜の若葉Sにもあまりインパクトはなく、結局、皐月賞戦線は年明けてからのステップレースに特筆すべきものが見当たらず。特にメンバーレベル的に、ここ2,3年のスプリングSにはGⅡの価値が認められなくなってきた。

 同行編集氏、ライター氏と「やきとり山長」で打ち上げる。話題は確定申告関係が中心。それ以外は体調面など。オジサン3名ではあまり明るい話は出てこない。
 
当面の出演予定です。
◆YouTubeチャンネル、高松宮記念前日に有力馬採点を公開します。
◆土曜のラジオ日本、今週からは時間が動き、私は午後1時すぎから2時半頃までの担当です。
◆競馬予想TV、3月23日は出ます。その次は4月に入ってからですが、未定です。

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2024年3月20日 (水)

不意の襲来

 奴が突然、約10年ぶりにやってきた。招かれざる客である。
 片方の目の視界の端に、急にきらきらと光の膜が表れて、次第に広がり視野が小さくなる。左目のほぼ左半分を覆った頃、今度はまるでテトリスの降りてくるパーツのような形の、直角に曲がったグネグネ状のフィギュアが、いくつも光の中に出現するのだ。
 ここまで書けば、分かる方は分かると思う。閃輝暗点というやつだ。

 しかも今回は、なんとラジオの本番中、喋っている最中に現れたのだ。10Rの展望をしている時に突然!一瞬うろたえたが、すぐにこんなことが前にもあったなと経験を呼び起こす。幸い仕事柄、しゃべりながら頭の中では他のことを考えるという技を会得しているので、テトリスが登場した時点で、閃輝暗点と判断、それならまずは心配要らないと、自分を落ち着けることができた。
 10年前はその後に片頭痛が来たので、今回もそれが心配だったが、幸いなことに頭痛は無し。閃輝暗点は下手に動かなければ(というか視界が悪くて動けない)、私の場合はだいたい10分くらいでだんだん光の膜が消えていき、元に戻る。今回もそうだった。もっとも、前回は初めてのことで何が何だかわからないので、すわ脳出血か?と怖くなり、タクシーで日赤病院の救急外来へ行って、そこでいろいろ教えてもらったのだけど。
 
 思い起こせば、確か10年前もこれくらいの時季だった。急激な気温、気圧の変化が頻繁に起きている今年だから再発したのもあるし、実は外的要因でもう1つ、思い当たるふしが。それは睡眠のリズムを壊したこと。
 私は、いつもコーヒーは1日1杯と決めているのだけど(他に緑茶も飲むから)、前日の金曜はルーティンの朝コーヒーの他に、昼飯にモンスナックのカレーを食べたあと、どうしてもアイスコーヒーが欲しくなり、ついつい市販のペットボトル300ミリリットルを飲み干してしまったのだ。歳を取って、薬や嗜好品への感受性が強くなっていることもあり、これで夜の睡眠が細切れになり、おまけに書くのも嫌になるほどの悪夢を3つ、見ては起きを繰り返してメンタルをすり減らす。この日の睡眠時間は、凝縮すると2時間あるかないかで、さすがに土曜はカフェインを控えたが、そんな状態で無い頭を振り絞って予想や解説をしたために、おそらく脳や神経が疲弊してしまったのだろう。
閃輝暗点の発生理由はハッキリ分かっていないようなのだが、環境と肉体のBADなコンディションが重なれば、こうなっても(私の場合は)不思議ではない。
 閃輝暗点は芥川龍之介が小説の題材にしたり、オスカーワイルドにも記述があったり、また意外なところでは故・野平祐二先生も触れておられたことがあったはずで、それほど珍しいものではない。別に偉人ばかりを並べて自分の病気自慢をしたいわけではなく、単に「珍しくない」ということを、誰もが知っている人の例で示したかっただけなので、誤解なきよう。

 で、この症状が治まったあとに、フラワーCスタート前の珍事が起きるのだが、それを含めて土曜の競馬は次回に。

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2024年3月14日 (木)

3月10日・日曜の競馬

日曜は、あまりに陽射しと青空がきれいだったので、自宅に籠るよりはと思い立ち東京競馬場でパークウインズ観戦。風も収まり、昼下がりはとても過ごし易かった。
 自宅最寄りのバス停で声を掛けられた。以前にも2回ほど、同じ場所でお目にかかった、愛知県在住でこちらに実家のあるファンの方だった。おそらく5,6年ぶり。
 今回はご尊父の法事で帰郷されていて、自宅へ戻る前にぜひ東京競馬場へ行きたかったとのこと。前回も思ったことだが、どちらかの家を出るタイミングが10分でもズレたら、邂逅することはなかっただろう。なんという偶然か。
 バスの中で雑談。この方は今日、PОGで指名している2頭がメインに出走するとあって、その馬券応援も楽しみと語った。1頭はアネモネSのテウメッサ、もう1頭はフィリーズRのセシリエプラージュとのこと。その時は、自分があまり重視していなかった馬と、無視していた馬だったので、愛想で「走るといいですね」なんてことを言っていたのだが・・・。私はちょっと寄るところがあったので、別々の停留所で別れた。

 せっかくの暗示?啓示?も活かすことができず、この2頭に走られて私はグウの音も出ない。特にフィリーズR、どうやっても3着は堅いと思っていたシカゴスティングが、なんとも煮え切れない行きっぷりで沈没したのはショックだった。このレースは有力馬が何頭か出遅れ、その中でも落馬寸前の躓きが痛恨だったのはドナペティ。そしてコラソンビートはいかにもすでに賞金を確定させている馬のトライアルという内容だった。件の男性はきっと快哉を叫んだことだろう。私のツキはそこで持っていかれたと思うようにしよう(苦笑)。
 
 注目の金鯱賞は、コース取りの利とコース適性の差でプログノーシスがドゥレッツァに大きな差をつけた。どうやっても今回勝つのはプログノーシスだったとみるが、この着差がイコール能力差ではないだろう。馬単で7倍も付くなら、もっと真面目に買うべきだった。驚いたのは3着ヨーホーレイク。確かに稽古は動いていたようだけど、実戦は別、それも2年ぶりならなおさらだと切り捨ててしまった。内容も立派なもので、反動が出ないことを願うのみ。

 1日中全く良いところがなく、帰りは府中のルシーニュ3Fの奥まったところにある「鳥光國府中店」で独り打ち上げと反省。気分に合った色の黒ビール、焼き鳥串は葱もも2本に、梅肉ささみ1本、主食は鳥出汁ラーメン、珍しくデザートでジェラート。とてもウマいし、値段もリーズナブル。府中開催の折はぜひ。

 

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2024年3月12日 (火)

3月9日・土曜の競馬

 木曜深夜から金曜未明の雪自体はうっすら白くなる程度で、雨がすぐに流してしまい、この日は一転、陽射しが降り注いだ。しかし強すぎる北風でその恩恵はほとんど感じられず。とにかく強い風に煽られる。この風を受けて長く歩くのがイヤで、法典へ行かずに西船橋から直通バスで競馬場へ。
 
 それにしても、この中山牝馬S当日は、昔からいろいろ異変にぶつかるという印象がある。以前は確か中山開幕週の2月末にやっていたと思うのだが、雪にも見舞われたし、またオープン特別時代は逆にもっと後の時季の施行だったはずで、そのため春闘の影響を受けたり・・・。
そして震災翌日だった2011年は当然順延。大雨も多い。とくにランブリングアレーが勝った年は、爆弾低気圧の直撃で台風以上の大嵐、帰るのも遅らせないと歩けなかったほど。
 それらに比べれば、この程度の強風はなんともない(乗る方は別にして)。ただ、重賞の中では、表現は悪いがある意味「いわくつき」のレースだと個人的には思っている。

 昼は体温を上げるためカレーを食べたかったので、久しぶりにトプカピでポークカレー。分かる人には分かる、この店特有の味。そのあとは真逆の味覚を得たくて、スイーツフェアで苺大福と、黒蜜きなこの串団子1本。
 
 ラジオの担当は10Rから。本命ユキノファラオが差し切り、2着に△のスピードオブライトが届いたかどうかかなり微妙。前にいて粘ったプロスペリダードは無印だけに・・・。こういうツバ競り合いにはめっきり弱くなったので、半分諦めていたら、写真判定の結果は2着スピードオブライト!馬連50倍はよくついてくれた。

 中山牝馬Sは、コスタボニータでかなり自信があったのだが・・・。内目でポケットに入ったようになってしまい、また合流点あたりの最も悪いところを通らざるを得ない位置取りで、肝心の所で前と離れたのが痛かった。坂からはまたジリジリ詰めたのだけど、掲示板までだった。
かなりスローの上、後ろが追い込みづらい風向と馬場だったので、前が残り、スローペースに落としてうまく乗ったコンクシェルが逃げ切り。2着ククナは▲までだったので△▲でハズレ。ククナは上位で唯一差し上がってきて、強い競馬はしているのだが、今回も2着までに終わる。重賞勝ちを果たせないまま、これで引退は惜しい。
 対抗ヒップホップソウルは1頭だけ遅れてゴール。トモを滑らせてからの異常歩様で、無理をしなかったようだ。

 中山最終は本命ピンクセイラーがよく伸びたが3着まで。馬連はタテ目。

 この日の阪神では、福永祐一調教師の初陣が話題に。しかも送り出すレオノーレには武豊騎乗。ユタカマジックで逃げて後続を封じ込めたと誰もが思ったところへ、大外からレディバグが追い込んでハナ差勝利をさらっていった。こちらは馬のラストラン。ただ牝馬ながらここでは実績上位なのに、人気がかなり薄かったことは終わってから知った。なお福永祐一氏は騎手で初騎乗初勝利を果たしていて、調教師でも初出走馬が初勝利となれば、かなりの快挙(史上初かも?)だったのだが、あと一歩のところで逃したことになる。

 テレビがないので直帰。西船橋駅はいつも以上の混雑、帰りの総武線も混んだ。年度末だから?

当面の出演予定です。
◆YouTubeチャンネル、次回は高松宮記念前日に公開します。
◆土曜のラジオ日本は、午後2時半頃から最終までの担当です。
◆競馬予想TV、3月16日は出ます。

 

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2024年3月 8日 (金)

3月3日の競馬と思い出話少し

 日曜は在宅競馬。馬券はあまりパッとしなかったが、小倉10Rで穴を空けたメイショウフンケイは自分のサイトで穴馬に挙げ、競馬JAPANでも今日の穴馬に入れた。とはいえまさか勝つまでは・・と、単勝は少しだけ、複勝がついてくれたおかげでなんとか。中山記念のドーブネもそうだが、かなり人気薄の穴馬はとりあえず複勝は最低限カバーしておかないと。ただこれがツイてないと4着止まりで悔しいやら、複勝分傷が広がるやらで悲惨なことになるのだが・・・・。今回は相手馬が抜けて、馬連だの3連複だのは沈没、大した実入りにはならず。
 
 テレビで狙い目とした小倉メインの本命馬フィデルは、スタート後内からハナに立てそうなところへ、大外からマテンロウアレスに強引に絡まれて譲る形になってしまう。前を追いかける形になった上に、3角すぎに捕まえに行ったところでまた加速され、脚を失くしてしまった。それでいてマテンロウが2着に粘っているのだから、この馬のしつこさにとにかくやられたという感じ。

 弥生賞は、ダノンエアズロックにしてもトロヴァトーレにしても、レース前のイレコミが響いた。トロヴァトーレが攻めた稽古になるのは仕方ないところで、まだこの稽古に耐えられるメンタルには至っていなかったということだろう。強い稽古でメンタルがカリカリしてしまった。
ダノンは右回りと距離の両方がこたえたか。シンエンペラーは、今回の所はどう乗っても勝てなかったとは思うが、粗削りながら崩れないという矛盾した要素を持って、どんな展開にも対応しているのだから、やはり現世代牡馬の軸にいる馬なのだ。ただホープフルや京都2歳同様、4角がズブい。
 
 そして勝ったコスモキュランダ、なんとこの馬場で2分を切ってきた。合流点以降の芝が荒れていて泥塊が飛び交っている状態なのに、時計は速かったのだ。もしパンパンならどれくらい速い馬場なのだろうか。デムーロ騎手の好騎乗もあるし、キャリアを積んで鍛えられた逞しさがあった。意外と本番でもやれるタイプかもしれない。

 

 この日の話題は、なんといっても引退調教師。とはいえ、私には現役騎手当時の姿を見ている方々にどうしても思い入れがある。
 中野栄治騎手、アイネスフウジン云々はもう誰もが語るところなので、個人的な思い出を1つ。師匠の荒木厩舎にいたカリエンテという地味な牝馬のこと。私が中学に入った頃、夏の新潟で、今でいう1勝クラスから連勝街道を走った馬。当時は亡父が日曜早朝に茂原の家を出て錦糸町の場外売り場で馬券を仕込み、すぐに戻ってきて、車で20分くらいの海水浴場へ正午過ぎに家族で出発、ラジオ関東の中継を海辺で聞くというのが夏休みの日曜のパターンだった。カリエンテはその年の夏の追いかけ馬だったようで、毎回単勝や枠連を当てて嬉しそうにしていた姿を思い出す。
 それにしても、引退寸前の2ヶ月間で、これだけ管理馬が勝てるとは・・・。これができるなら、もっと(以下略・笑)。

 松永昌博調教師は、関西に彗星のように現れた期待の新人、舞原昌博騎手として。当時の関西の新人最多勝記録を樹立。後で知ったことだが、この年は記録を作ったにもかかわらず、騎乗停止処分があったことで、新人賞の資格を失くしていた(当時のルール)。これがメンタル面で響いたわけでもないと思うが、重賞を勝ったのは後に松永調教師と縁組した改姓後のことで、その後はどちらかというといぶし銀的な存在になっていった。かなり後年となるがトーヨーリファールとのコンビが印象的。

 加用正騎手もルーキーイヤーから活躍した。ノトダイバーとか、ウエスタンジョージとか、どこまで強くなるかと思ったけれど・・・。FM東京の報道ルームで見た阪神大賞典、ダイナカーペンターに乗って粘りに粘り、タマモクロスの連勝を止めるかと思われた同着優勝のシーンを思い出す。

 そして安田隆行騎手は、これはもうトウカイテイオーだ。無敗で二冠を獲ったあと骨折したことで三冠の夢が消え、安田騎手は調教師試験の勉強に打ち込むために、復帰戦の大阪杯以降は岡部騎手に手綱を譲ったという経緯があったはず。それまではアラブと小倉の安田騎手だったのに、騎手生活晩年でいきなりの大ブレイク。遅咲きの名手だった。

 当時、このお3方が活躍したころは、関東住まいにとってはラジオたんぱの第2放送が関西競馬をリアルタイムで知る唯一の手段だった。重賞はもちろん地上波で見られたけれど・・・。1Rから東はラジオ関東、西はラジオたんぱ第2放送を代わる代わる聞くというのが、70年代後半から80年代前半までの週末ルーティーンだった。

当面の出演予定です。
◆YouTubeチャンネルは、金鯱賞を土曜にアップします。
◆土曜のラジオ日本は、午後2時半頃から最終までの担当です。
◆競馬予想TV、3月はこのあとは16と23日に出ます。

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2024年3月 6日 (水)

3月2日・土曜の競馬

 3月2日、土曜は中山へ。雨は止んでくれたが、予報ほどには陽が出ず、寒い。地下の「うなとと」で昼飯、シングルにしてご飯の量が少なかったので、和幸の柔らかいカツサンドで補う。
 ラジオの前室でとある方と雑談。1Rからファンファーレに拍手が湧くことについていろいろ。まあ、悪いことではないし、それについてどうこう言う気もないのだが、老害承知で、これが昔なら考えられない光景だと頷き合う。

 個人的な見解だが、拍手や歓声を発することで祭りに参加している空気を作り、自分の気分をそこに没入させたいということなのだろう。自分の世代だと、レース後の拍手はともかくとして、レース前の拍手は重賞以外では今でも何となく違和感はあるし、そうそう簡単にのべつ幕なしで感動してられないという、つまらんプライドというか、意地のような心持もあったと思う。でも、せっかく競馬場に来たのだから、非日常の気分に浸るというのは当然だし、それが健全というのもよく分かるところだ。殺伐とした空気より穏やかで優しいものへ流れていくのは、今の状況を考えると必然なのかもしれない。

 とそんなシチメンドクサイことを考えることがそもそも歳を取った証拠なのだろう。眉をひそめながら控室で食べていたのは、スイーツフェアで仕込んだ「苺ミルクを練り込んだシフォンケーキ」なのだから、様にならない。

 もう1つ、話題になったのは、前週に見つかっていた、着順掲示板の電球の一部の破損が直っていなかったこと。そうそう簡単に補充できない種類の電球(そもそも電球なのかどうかも分からない)なのだろう。

 放送担当は10Rから12R。ビッグアーサー産駒2頭を下げて、2着ビッグシーザーに至っては無印だったのでオーシャンSはかすりもしなかったが、堅い10,12Rは無難に。このところ的中数は好調だが、誰でも取れそうなレースばかりだ。オーシャンSのグレイトゲイナー、坂下まではかなり力が入ったけど、ちょっと速すぎたか。

 チューリップ賞、勝ったスウィープフィートは、1着の有資格馬の1頭だと思っていたので、武豊騎手の衰えぬ追い込み騎乗のハマリ方に舌を巻いたくらいだったのだけど、2,3着には想像だにしていなかった馬が入ってきた。特に逃げて2着に粘ったセキトバイーストには驚く。
我が本命のガルサブランカはイレコミが強く、折り合い専念にならざるを得ず、回ってきただけの印象。タガノエルピーダは、どうも上位には来るけど勝ち負けに至らない・・・という典型になってきた。今のままでは桜花賞出走はまず無理なので、おそらくはスイートピーSでオークスへの出走一発勝負を狙うのか。

 新人騎手デビュー。大江原比呂騎手は大江原哲さんの孫。大江原哲騎手といえば、私が中学に入ったあたりの頃、まだ1200mのオープンだった新潟2歳Sを牝馬のトキノカタトラで(抽選馬だった記憶があるけど)快勝したことを、今でも真っ先に思い出すのだけど、その方の「孫」と聞くと、またしても時の流れを痛感。だって若手の騎手で、これがメインレースの初勝利だったはず。もっとも、自分よりひと回りくらい上なのだから、今孫がいるのは当然なのだけど・・・。

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2024年3月 3日 (日)

雑記

◆月末のもろもろを処理しつつ、先日見栄晴氏の見舞いに行ってきた。思ったより元気そうで何より。
本人が発信している以上のことは書かないでおくが、とりあえず治療は順調に進んでいて、本人が定めている復帰日へ向けては、今の所何も心配ないということは書いておく。当面は1週間入院、そのあと2週間通院してまた入院のサイクルが続くようだが、入院中も馬券は買っていて、今は複勝転がしにハマっている様子(笑)。

◆かくいう当方も結構このところ薬漬けで、甲状腺や前立腺、胃酸抑制やらで毎日数種類を服用中。これでたまにめまいが出たらめまい止めが加わり、さらに緑内障の点眼薬も使っている。今後減らしていけるかどうかは分からない。
まあ60年使っていたらガタも出る。

◆そしてこれまた先日、用事があり国立へ行ったので、足を伸ばして久々に国立をぶらぶら歩いた。RCファンの聖地たまらん坂へ「詣でて」、そのまま坂を下り大学の寮の前を取って右へ折れて、しばらく進むと駅前に出る。斜めへ折り返して大学通りに入ってすぐの路地にあるロージナ茶房へ。いつも混んでいるのだが、この日は平日、しかもお昼時を少し下がったところで、かつ一橋大学が休み期間でもあり、空いていたので数年ぶりにここで食事を。

オーダーしたのはクリームコーンチキンカレー。おそらくはとうもるこしを磨り潰して、その油分だけで作ったと思しきカレーで、レモン色に近い鮮やかさ、そしてアッサリした味でもたれない。動物油脂が極力抑えられているからか、とても食べやすく感動。中の店構えは全く変わっておらず、また来客層に若干のクセ(笑・分かる方には分かる)があるのも相変わらずだ。

◆私はパソコンのウイルスセキュリティーにアバストを使っているので、先日のデータ転売事件には驚いた。アバストから他社へ変更することも考えているが、今更遅い気もするし、第一作業が面倒臭い。そもそもセキュリティー会社が反対の立場に顧客を売っているのだから、世界平和を唱えながら武器を売りさばく多くの大国と同じようなものだ。

 

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