8月３，４日の競馬

　2日の金曜は新潟へ。長岡花火初日とあって、東京駅の上越新幹線ホームはかなりの混雑。長岡駅ではスマホが繋がらなくなっていた。
　この日は去年も行った「越たんたん」で栃尾油揚げの肉味噌詰め、サーモンの寿司、いくらのこぼれ寿司、おにぎり１つ、そしてキクラゲの天ぷら。これは初めて食べたのだけど、考えてみればマイタケの天ぷらがあるのだから別に突飛な調理というわけではない。中華料理での薄くてシャキシャキした食感とはまた違う、むしろふんわりとした厚みを感じる歯応えだった。

　翌日は10時前に新潟競馬場。入ってみての感じでは、前週よりはかなり空いていて、7割から6割くらい・・？とみていたら、後日の発表では実際に7割くらいであった（8575人）。
　朝兼昼飯は、ここも毎年1回は訪れる、ニルススタンド３Ｆの「イタリア軒」でビーフカレー。新潟市内のホテルの有名レストランの競馬場出張店として、昔からおなじみだ。新潟では指定席エリアの「一〆」が有名だが、ここでもたまに関係者（馬主さん）、あるいは会話から関係者らしき方々を見かけることがある。

　前週よりは雲が少ないので、陽ざしが届き暑い。しかし東京のような「やりきれない暑さ」でないのは、周囲の密度や地形のおかげだろう。
場内で、ユニフォームを着た若者の集団を見かけた。某大学の競馬サークルのようだ。
　
　前週同様、新潟のスタンドから札幌の7，8，9Ｒの展望と解説。札幌7Ｒは自信のあった本命バッファローライズが下がり、▲△〇でダメ。
８Ｒは本命コスモブッドレアが２着にハナ差届かず、△★◎でこれもダメ。最後の９Ｒは穴目のイコノスタシス本命も、せっかくの距離延長なのに後方のまま外を回らされ、直線大外から追い込むも６着まで。▲〇△でダメ。

　この日はテレビが無かったので、終了後はメインまで下に降りて観戦。新潟６Ｒは２着フタイテンロックがとても買えない。メインの７Ｒは人気薄のシンティレーションにも△は回していたが、ケイアイセナもトーセンリョウも３着までに入れないとは思わなかった。ただメンバーは現級屈指で、レース自体は見応えあり。ゴール板過ぎてすぐの場所の、ラチ付近から見ていたが、外回りの４コーナー、６００ｍ以上向こうの地点では黒い粒のように見える馬たちが、だんだん大きく、かつハッキリと像を結んで迫ってくる。
　
　ゆったりと帰れるので、この後は新潟駅へ移動し、新装小嶋屋の野菜天付きへぎそば、そして待ちわびていた蕎麦焼酎「ほんやら」のロック。自分にはベストの酒。全く酔いも感じない。
　
　翌日曜は自宅競馬。結果から言うと土日ともシッカリ負けた週になってしまった（泣）。
　レパードＳは２，３着馬を切ってしまった。勝ったのは本命のミッキーファイト。圧倒的人気に応えたが、ラップをみると道中の緩みがかなり大きく、直線は一気に加速が続いているが、流れとしてはやや特殊。次走が試金石かもしれない。またここで負けた馬たちは、自己条件なら大半が威張れる素材だと思う。

　エルムＳにしてもそうだが、得てして前に行きたい馬が揃うと隊列がすんなり落ち着くのが競馬の常。エルムＳはさすがにスローにはならなかったが、競り合うシーンはほとんどなかった。先行し好位を進んだペイシャエスが、いったんは突き放しかけたドゥラエレーデを掴まえて、ここは実績上位馬のワンツー。びっくりしたのは、最もキツイ競馬をしていた道営馬のシルトプレ。４着は大健闘だ。
　
　現在、１０月アタマに発売予定の新刊の執筆が佳境。ブログは週一、簡易なメモのようになってしまうかもしれない。
　
　今週末の予定。
◆ラジオ日本、今週まで土曜午後の前半、１３時から１４時半の担当です。今週は通常パターン。目の前のレースを見ながら新潟７，８，９Ｒの展望と回顧。

◆競馬予想ＴＶのサマーシリーズ、今週は出ます。今シリーズラストの出演なので、なんとか１つは当てないと。
◆ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル、次回の告知はチャンネル登録をしてお待ちください。来週は更新する予定です。