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2024年12月

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2024年12月30日 (月)

年内最後の更新です

 自分だけではないが、撮影にしても原稿にしても、この時季は新年出すものと年内のものとが入り混じって、時間の感覚がおかしくなる。冒頭で新年の挨拶をしておきながら、本編は今(つまり年末)の時制で話す(書く)ようなミスをどうしてもやってしまう。

 28日は中山競馬場へ。GⅠがラジオ担当時間にあるのは初めて。この日は混雑が予想されたので、場内の店で食事をとるのは諦めて、西船駅で蕎麦を食し、法典のコンビニで軽食や甘物を少し買ってから訪れた。無風と言っていいほど静かで、暖かい日差しが降り注ぐ。天気予報からさぞ寒くなるだろうと身構えて行ったら、良い意味で?裏切られた。夕方までこんな気候だった。

 馬券は散々な結果。ノーマークの馬に乗られたり割られたり。ラジオの担当は10Rから、アラレタバシルがまさかの3着外しも、そもそも勝ったレヴォントゥレットを消している。
 メインのホープフルSは、本命マジックサンズが返し馬からもう口を割り通し。スタンド前発走も相まってまともなメンタルではなかった。しかも4角で弾かれて万事休す。
 敢えて▲に留めたクロワデュノールは、いくつかの初物条件をあっさりとクリアした。強いだけでなく上手さも兼備。
ジョバンニが2着に来てくれたおかげで、来年どこになるかは分からないけれど、エリキングとの対決という大きな期待軸が出来た。もちろんジョバンニ自身も好内容だが、器用さが先に立ってしまう印象。

 

 レースを動かしたのは17番人気ファウストラーゼン。あの大マクリで潰れてしまったら、ただ掻きまわしただけになってしまうが、3着にもたせた杉原騎手は大したもの。穴と見ていたクラウディアイも、小さな体で揉まれながらよく頑張っての掲示板。
終わってみれば体重二けた増の馬がシンガリから5頭を占めていて、この時季の、とくに間隔空けて臨む2歳馬の調整の難しさも。

 そして師走のGⅠのうち、朝日杯、有馬記念、ホープフルと、前半はスローだが後半5F激化(マイルの朝日杯は4Fだが)の持続力勝負が続いた。表面時計よりもシビアな内容だったと思う。3F瞬発力競馬全盛の時代から変化しているのかもしれない。
 変化と言えば、関東GⅠファンファーレで付き物となっていた「オイオイ」コールがこの日は無かった。今後もそうなってくれれば。

 しばらく、年末28日と有馬記念開催日(冬の中山4週目の日曜)がくっ付く年回りになるらしく、平日の28日単独開催が当面ないようだという話。もしかしたらこのままホープフルが有馬記念前日開催に落ち着くキッカケになるのでは?という声も出ているようだ。

 終了後は高円寺で下車し、編集氏と忘年の打ち上げ。食べて飲めば失敗もあらかた忘れてしまうのも良いのか悪いのか。年内残りの日々は大掃除やら事務整理やらであっという間に年越しとなる。皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。

 近いところのメディア関連の予定。
◆ラジオ日本、私は1月11日の土曜からとなります。午後1時すぎから2時半の担当に移ります。
◆競馬予想TV、私は1月は4日と18日に出ます。
◆YouTubeチャンネルは、中山金杯回を年明けにアップします。

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まで。

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2024年12月26日 (木)

12月22日・日曜の競馬

 有馬記念当日はパークウインズ東京競馬場。グランプリは毎年、編集氏やライター氏らとここで観戦するのが常。朝に酒やつまみを買おうとコンビニに入ったら、初老女性が若い店員に絵に描いたようなカスハラをしている現場に遭遇。捨てセリフを吐いてさっさと出て行ってしまって唖然。以前記したバスの老人男性といい、前頭葉が萎縮してキレやすくなる老化現象の顕著な例なのだろう。気を付けないと。

 京都8Rは予想TVの狙い目レース。せっかく本命プロミシングスターが渋く差し返して2着を取ってくれたのに、狙いの父系として推奨したエーピーインディ系の出走馬のうち、唯一切ってしまったスターペスカオリに勝たれてしまう。3連複2列目のダノンスウィッチが2着、500円ずつ買ったのだが、スターペスは距離延長とレース間隔を嫌って、資金を少しでも抑えようとして切ってしまった。自動的に何も考えず買っていれば300倍を500円分だったのだが・・。

 中山9Rは毎年恒例、有馬記念と同舞台のグッドラックH。大外16番のスティンガーグラスが完勝。これで土曜のメインの2500と併せて、8枠16番が2日連続で連対したことになる。例年にないことであり、この時点で「おや?」と思った方も少なくなかったのでは。

 そして有馬記念。注目の逃げは、大方の予想通り最内枠からダノンデサイル。勝ち時計こそ前半のスローのため、グッドラックHより0秒4程度しか速くならなかったが、スタート後の5F通過より、ゴールから逆算の後半5Fが5秒も速くなるという超ロングスパートを求められる、究極の持続力レースとなった。上がり3Fだけ速いレースだったら凡戦だが、今回は勝ち時計には表れない高次元に。ダノンデサイルのペースは完璧だったし、父を意識して少し深追い気味になったのも仕方ない和生騎手のベラジオオペラも、早めにプレッシャーを掛けて勝ちに行った。さすがにこの2頭が鈍った所を、直後から虎視眈々のレガレイラが、斤量利も含めて伸びたところに、位置を上げにくい流れを中団から超ロングスパートを決めたシャフリヤールが並び掛けての叩き合い。クリスチャンによれば「苦しがって内へもたれてしまった」分、レガレイラがハナ差抑えきった。
 詳細な分析は自分のサロンで書いているのでこの程度としておくが、とにもかくにも素晴らしいグランプリだった。だが大外枠から一番強いレースをしたシャフリヤールが惜しまれつつの引退、そしてレガレイラが後日剥離骨折判明。来年上半期は一層混迷としてきそうだ。
 売り上げはドウデュースが突然いなくなったことで前年割れするかと思ったが、100をわずかとはいえ超えてきたのは意外だった。

 終了後は打ち上げ。有馬記念デーは毎年府中でも、駅前付近の居酒屋だと予約をしないと入れないところが多い。もちろん予約をしてあったのだが、5時前の時点で店内は9割がた埋まっていた。
あと1日開催はあるが、この年末年始はほぼ通常の土日サイクルで回ってくる日回りの年なので、このあとまたすぐ競馬・・・という気忙しさが無いのは救いだ。

 近いところのメディア関連の予定。
◆ラジオ日本、28日の土曜は通常通りです。午後14時半頃から最終です。
◆競馬予想TV、私の次回は金杯前日です。
◆YouTubeチャンネルは、現在ホープフルS回がアップされています。

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2024年12月26日 (木)

12月21日・土曜の競馬

 20日の金曜、仕事先の多くは当然年末休みになるので、事務作業を午前中に前倒しで終わらせ、遅めの昼食を摂った直後に冷水をぶっかけられたかのような知らせ。ドウデュース出走取消は、そのインパクトの大きさでは(出走取消の中では)記憶にないレベル。共同通信からは何本も携帯に留守電が入っていて、間に合う所を入れ直したいので至急原稿を書き換えてくれというメッセージ。急いで血統予想原稿を直す。その後、アップをもう少しあとに控えていたWeb原稿、あとは送るだけになっていたものを書き直し。と思っていたら今度は競馬予想TVピンチヒッターの打診。バッタバタの金曜午後となり、そのまま土曜の予想と原稿配信へ。日付が変わったころにはけっこう参ってしまった。
 そして土曜、今度は武豊騎手が体調不良で騎乗変更。何から何まで慌ただしいグランプリとなる。そんな状況だったから感じ方がおかしいだけなのかもしれないが、今年は街のクリスマス色がとても薄いように思えた。土曜の中山への移動中も、いくら午前中とはいえ、店頭の飾りつけはさほどではないし、人出こそ多いものの、色調が暗めなのだ。

 中山競馬場はやはりやや混雑。ところどころでドウデュース取り消しへの落胆の声が聞かれたのは仕方ない。午前11時すぎにもうレストランの前には長い列ができていて、地下のフードコートも然り。お客の回転がいい吉野家やファーストキッチンは5分程度の待ちでいけそうだったので、吉野家が昼食。
 6Rでは、クリスマス色薄い云々を吹き飛ばして、メリークリスマスが新馬戦勝ち。この名だから今週のデビューに定めて、現実に出走させるのも大変だろうし、しかも勝つ仕上げにもってきたのは本当に素晴らしい。

 この日のハイライトは、現地にいる人にとってはもちろん中山大障害。前の馬たちの出入りが激しく、格闘技のようなレースとなった。ジューンベロシティと共に終始その輪の中にいて、敵をやっと振り切ろうかという最終障害でバランスを崩し、石神騎手が必死で首にしがみつきながらも無念の落馬となったマイネルグロンの姿に、なんとも冷酷な勝負事の現実を見る。そして満を持してスパートしたニシノデイジー、この時点ではまさかラストランになるとは思わなかったけれど、あっという間に独り舞台に持ち込んでのJGⅠ3勝目。平地では2歳で頭打ちになってしまったが、障害では長くトップクラスに君臨し、道悪以外ではほとんど崩れなかった。種牡馬入りとのこと、何とか個性的な大物を出してくれたら。

 ただ映像で残念だったのは、最初のバンケットの前後の場内映像がドローン?と思しき上からの映像だったこと。ここを上から撮る意味はあったのだろうか。大障害コースで最も迫力があるのは、大竹柵や大生垣の飛越よりも、個人的にはバンケットの駆け降り駆け登りにあると思っている。例年の角度でここを撮らなかったことだけが瑕疵。これは翌日に会った私以外の人も口にしていたので、決してひねくれた見解ではないと思う。(なおその後のバンケットは近いところから撮っていたが、それでも例年とは角度が違い、やや迫力が薄かった印象)

 阪神カップは、前に行った馬にかなり厳しい展開がハマったとはいえ、ナムラクレアがこれまでに見せたことのない強烈な末脚で勝ち切った。レース後早々にルメールとのコンビ継続で高松宮記念直行(おそらく)が発表された。本命のママコチャも強いレースをしての5着だから仕方ないが、驚いたのは2着マッドクール。終始3番手からあの流れを進んで小差の粘り込み、しかも1400mで。守備範囲も広がり、6歳の来年も大きいところで活躍しそうだ。それにしても短距離界は若い世代の台頭が見えてこない。来年5歳のルガルを若いと言っていいかどうか?

 お台場へ移動し、市丸さんの代理出演(ピンチヒッターというほど頼れる存在ではないので、あくまでも代理)の競馬予想TV。前の週に「よいお年を」と言った人たちに翌週会う気まずさ(苦笑)。

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2024年12月20日 (金)

さあ有馬記念

◆仕事先や近所にも、体調不良の方が増えてきた。ならば休めというのは一方的な話で、年末の最も多忙な時期、熱さえなければ動いてしまうのは仕方ない。さすがにコロナインフルは自宅で静養するしかないが、風邪と診断されればむしろよかったくらいに思うのではないか。
 けっこうお子さんから移されたケースもあるようで、これまた仕方ない。普段の生活を整えて、あとはマスク。暑い時季は屋外では外してもよかったけれど、冬場は外でも粘膜の乾燥が促されてしまうので、やはり装着した方がいいだろう。まあ顔の防寒具にもなるので、むしろ着けたいくらいか。個人的には、コロナ禍以降のマスクで風邪もひかなくなった。その前は半年に1,2回は風邪薬の世話にならないといけなかったのだが。
薬剤も不足しているようで、なおさら自衛するしかない。

◆YouTubeチャンネルでの、木曜夜の有馬記念枠順抽選会同時視聴生配信、ご視聴に感謝。しかしまあ偶然とはいえ、こうも有力どころが内目に偏るとは。ペースもまったく予測がつかない。スローはスローなのだろうが、その度合いが読めない。どこからレースが動くか、その時点での位置取りと騎手の度胸が結果を分けそうだ。あとは時計が速い馬場であることと、内外の馬場の差がほとんどないこと。当日の風向きとその強さもポイントになるかもしれない。寒くて北風なら直線向かい風となるが・・・。

その生配信が終わって、名古屋大賞典をチェック。無敗のヤマニンウルスが掲示板にも載れずの6着。馬場やいくつもコーナーを回るコース、賞金面から目標レースを定めづらかった仕上げ、それからダメな馬は全く合わないという初ナイターなど、いくつもの敗因が重なってしまったのだろう。ただ賞金を積めなかったのは今後、かなり響いてくるのでは。

◆さて有馬記念。プライベートな面での思い出は最も詰まっているレースかもしれない。中学3年の頃、父親が波乱馬券を大当たりさせ、初めてカニを食べることができたカネミノブとインターグロリアの年。オグリが3歳で勝った年は、いろいろないきさつがあって無理だった現地観戦ができることになった上に、競馬場で懐に入ってきたスリの手を掴まえて警備員に引き渡したなんていうレアな事件もあった。ラジオの仕事場でメジロパーマーを周囲に推奨、さんざん感謝されたものの徹夜明けの自分は寝過ごして馬券を買えず・・・なんて思い出したくもない悲劇。ドリームジャーニーが勝った年はパークウインズで喧嘩に割って入ったことも・・・。あとオペラオー関連だけでも2つ3つある。

それらはさておき純粋に、競馬として素晴らしいレースを見せてもらったという思い出ももちろん多い。順不同のリアルタイムで見た有馬記念ベスト5を時系列で。

1976年、最愛のトウショウボーイ完勝。
1977年、こういうレースこそ真に伝説の名に値するTTG最終決戦。
1994年、この時点で、それまでリアルタイムで見たサラブレッドの中で最も完璧な強さを具現した存在だったナリタブライアン。

1999年、テイエムオペラオーが勝ったかというところをグラスワンダー、スペシャルウィークが差して、ツルマルツヨシ含め4頭横一線、幻のウイニングランをユタカがやってしまった、グラスワンダー1回目   2回目の制覇の年。

2000年、これも伝説のレース、悪魔のような包囲網をぶち破ったテイエムオペラオー。以上5つ。

個人的に「有馬記念を勝たずして最強を名乗るなかれ」が持論。しかしまずは全馬無事に、大きな不利もなく終わってくれるのが第一。今年もみなさま良いグランプリを!

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2024年12月18日 (水)

洋食屋の話と15日・日曜の競馬

 今日水曜、所用で分倍河原に行って入った「洋食ハッスル」をツイッターに載せたら、思いのほか反応があってびっくり。改札を出て左を向き、ものの10mも進むと、そこは昭和40年代、50年代のような、セピアに染まった一角があり、居酒屋や大衆食堂が雑然と木造建築に詰め込まれている。探偵物語(テレビの方の)や太陽にほえろに出てくる聞き込み先のような光景だなと悦に入ったのだが、このハッスルもそんな店構え。以前紹介した中華「栄翔」の2階、薄暗い階段を登ったところにある。本当はツイッターに店の外観も載せたかったのだけど、さすがに店主の了承を取ってまで載せるのも・・・とやめておいた。

 店に入った途端、レジ横にキャンディーズの写真が飾ってあって昭和風味が一層強まる。さらに店内BGMも昭和歌謡で、私が入った時は伊藤咲子が流れていた。続いて桜田淳子、久保田早紀へ。
ランチタイムメニューが豊富で選ぶのに困るくらい。ツイートしたようにガーリックバターソースのハンバーグランチにした。このソースが、にんにくの旨味、バターの風味に加え、少し強めの酸味を備えたもの。デミ系を想像していたので少し驚く。おそらくバルサミコ酢か、あるいはリンゴ酢が入っているのかもしれない。
この酸味は、肉脂、にんにくやバターの重さを緩和し、食べやすくしているのだとすぐに気づいた。クセになる味。ハンバーグの見栄えや食感は実に素朴なもので、わらじっぽい武骨な形状がまた良い。
 さらに唸らされたのはスープだ。普通この手のスープは、メインディッシュに力を入れる分、手を抜いてただコンソメを湯に溶かしただけといった感じのものになるものだが、とろみがついていて玉ねぎのまろやかさが味わえ、そこに私の大好きな胡椒をきかせて、本格的な野菜スープになっている。具も豊富で、このスープだけで安くても400円は取れるだろう。
 府中では外食の洋食好きには評判の店で、私も名前だけは数年前から目にしていて、ツイッターの府中情報チャンネルでも紹介されていたので、このチャンスにと足を運んでおいて正解だった。分倍河原へは、次は確定申告の頃に行くと思うので、また行くことになろう。
 
 そこから府中駅まで、腹ごなしに旧甲州街道をだらだら歩いた。高安寺をはじめいくつか寺が表れ、また土蔵のある家や江戸時代末期から続いているような旅籠屋にも出くわす。先ほどの昭和からさらに100年はタイムスリップしたような散歩道だった。

 話は本題の競馬。15日の日曜は、朝イチから衝撃が走った。岩田康誠騎手の即日騎乗停止。JRAは断続的に情報を公開し、真相が分かってくると同情の声がSNSには増えてきた。これについては、theLetterに書いた通り。繰り返さないが、その後の騎手たちの動きからは懸念も。JRAと騎手会はこの件について対向すべきだが、対立してはいけない。早く共通見解を整えてほしいものだ。

 この日は(も)馬券の調子が悪い。狙った馬が飛ばしすぎたり、不利を受けたり。競馬予想TVで自信の狙い目としたキャピタルサックス、内でいったんは上がりかけたが、4角からズルズル後退。ただ負けただけでなく、前の馬から大きく離され、先頭からは6秒程度も遅れた。逃げバテたわけでもないから、何か異常があったとしか思えない。よりによって自分が勝負買いをした時にこうなるとは、もう笑うしかない。

 番組で買った朝日杯は当たるには当たったが、前日オッズから大きく落ちていたし、逆にやめてしまった1,3着のワイドは前日より倍に上がっていた。
 自分の不出来はともかくとして、レースの方はただのスローの前残り、上がり3Fだけのレース・・・と見てはいけないと思う。普通なら大半の馬が上がり33秒台、しかしスローすぎて前半の位置取りのまま前が止まらず・・・となるものだが、このレースは4着以下の上がり3Fが、前3頭と比べてかなり遅い。改めて見返せば、3Fどころか5Fから速くなって、特に出遅れつつ早めに動いて行った本命2着ミュージアムマイルは、推定58秒2,3あたりで後半を走っていることになる。これを終始2番手で受けて、早めに先頭に立った勝ち馬アドマイヤズームも58秒7,8では走っていて、おそらくこのロングスパート展開に、後続が付いていけなくなりラスト200あたりから止まってしまったのだと思われる。アドマイヤズームの強さは前走で十分に分かっていたのだから、もっと買うべきではあった。共に2000mあたりがベストのタイプ。ホープフル組の結果との比較が待ち遠しい。

 今週末のメディア関連の予定。
◆ラジオ日本、私の担当は、土曜午後14時半頃から最終です。
◆競馬予想TV、私の次回は金杯前日です。
◆YouTubeチャンネルは、現在有馬記念回がアップされていますが、明日木曜午後5時から、有馬記念枠順抽選会を見ながらの同時生配信を行います。アーカイブも残します。

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まで。最新回では先述の通り、岩田康騎手のスマホ不正使用問題について書きました。

◆月刊競馬の天才、新年号が発売中です。

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2024年12月17日 (火)

12月14日・土曜の競馬(修正箇所あり)

 原稿では「あけましておめでとうございます」、12月に入った途端に朝日杯より先に有馬記念のことを書く仕事もあり、請求書も早めに送らないと。年内の外仕事は28日・土曜のラジオが最後となる。

 14日の土曜、中山は風が強い。昼前はやや南寄り、午後に入ってだんだん北寄りになり冷え込む。
 中山は、おそらくコロナ禍前までは、正門入って横の巨木にクリスマスの飾り付けがされていたのだが、先週の時点ではなにもされていない。20年近く前までは、日本最大のクリスマスツリーとしてテレビでもよく紹介されたものだが、その後いろいろな商業施設のツリーに抜かれてしまったようだ。(後日、老木化により取りやめたとのお知らせを頂きました。感謝します)

 代わりに中山には、室内スタンド地下1Fのインフォメーション前、イベントスペース脇に、自然の木ではない(と思う)ツリーが飾られていて、その前にはまるで氷の彫刻のような、クリスタルなイメージの馬のオブジェが2頭飾られて、幻想的な効果をもたらしている。

 昼は、スタンドの京樽横に新しくできた洋食レストラン「MILANŌ」へ。肉が食べたかったので、煮込みハンバーグとライス。デミグラスソースが美味。ハンバーグもジューシーで満足。ただ大人男性には少し量が少ないので、フードコートへ降りて磯辺餅。

 この日はソクヅモドラドラ、ノラリクラリ、ヤマメキングなど、失礼ながら「珍名馬」の勝利が多かった。フタイテンロックもその部類かもしれない。

 9R、出世レースのひいらぎ賞は今年も好レース。レコードタイムもさることながら、速いだけではないデンクマールの強さと、唯一これに迫ったイミグラントソングは来年が楽しみに。
 ラジオ解説は10Rの霞ヶ浦特別から。いきなり3連単112万の大波乱決着でお手上げ。ヤマニンアドホックの暴走逃げ、離れた2番手グループも脚がなくなり、本命としたチェルノボーグも沈没。スタート後3Fめと4Fめに続いて10秒台を踏む中山のレースなど、ほとんど見たことがない。

 毎年楽しみ、どちらかというと得意レースでもあるターコイズSは△〇△で終わる。坂までは本命イフェイオンで決まったと思ったのだが、ちょっと道中で前のマメコを追いかけすぎたか。脚がタマるシーンはなかった。それでも0秒2差6着なら頑張った方だろう。
 そして12Rは本命ニットウバジルがまさかの3着。出負けはするは、4角でガクンと来るはで力を出せず。最後はジリジリとしか挽回できなかった。競馬場は比較的少なめ?の印象だったが、どうやら日曜はさらに1000名減ったようだ。

 お台場へ移動し競馬予想TV。今年最初の「よいお年を」を口にする。

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2024年12月13日 (金)

12月8日・日曜の競馬

 月曜に、先延ばしにしていた眼科の慢性緑内障検診に行ってきた。このところ視力低下の自覚と霞み目が強くなっていて、さすがに年内に一度行っておかないと、と思ったのだ。やはり右目の視力低下が急だった。医師は白内障も疑い、瞳孔を広げる目薬を点してからもう一度検査。幸い白内障は認められなかったが、緑内障にとって禁物の眼圧は上がっていて、まずはこれを改善させないとダメということになり、サボらずに降圧点眼薬を使うよう念を押される。開いた瞳孔が戻るまで4,5時間かかるので、その間は本当に眩しいやら視界がぼやけるやらで往生した。

 話戻して8日の日曜。この日は久々に在宅競馬。寒い1日だったが、室内は自分への(正直な話それだけではないが)憤りで温度が上がった。
 中京8Rのノルドヴェストは出遅れたのは仕方ないにしても、ペースが上がっていく段階で急いで挽回に行って位置を押し上げたために、直線一旦は先頭を窺う所まで踏ん張ったものの、そこで止まってしまった。勿体なさすぎる脚の使い方で4着、あれはない。本当にない。

 京都8Rのクリノオリーブも、この日の顔ぶれと馬場なら消えようのない馬だと思ったのだが、序盤から執拗に絡まれて失速。しかも絡んだ馬も残れずに消えていて、怒りしかない。このレースは単勝108倍のスターペスカオリを穴推奨して、これが頑張って小差4着だったこともありなおさらがっかり。せめて複勝が・・・。

 トドメを差されたのは阪神JFよりもカペラSだ。これも自信オオアリクイのサンライズアムール、超ハイペースを先行し、まあそれは位置取るべき馬だから仕方ないにしても、直線で振り切ったかと思ったラスト100過ぎで急失速し4着に。一番強い競馬、それも相当強い競馬をしているのだが、何にもならない。あと1秒鞍上が仕掛けを我慢してくれたら、おそらく2着は外していなかったのでは・・・?

 阪神JFは、想定以上に長くそして強く降った雨の影響が馬場に残った上に、そんな馬場の2歳牝馬戦にしては序盤が想定を超えた速い流れになり、長めの距離適性の方が問われて差し競馬に。ダート色の強い血統も沈没した。本命コートアリシアンは出遅れてしまったのが痛恨。シンガリ付近からの追走になり、4角で外を回さずイチかバチかで内に入ったのは仕方にないところ。6着まで上げてきたけれど時すでに遅し。まともなスタートならどうだったか・・・。ビップデイジーは面白いと思ってワイドの相手にも買っていたのだが。

 午後にまともに獲れたのは中京10Rの本命対抗くらいなもの。ギタギタにやられた1日。香港は4鞍中3つ取れても、堅すぎて話にならん。良いレースが多かったのは良かったが・・・。この日が負け納めになるようにしないと。
 
今週末のメディア関連の予定。
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2024年12月11日 (水)

12月7日・土曜の競馬

 毎年のことだが、この時季は年末進行で、締め切りが繰り上がる。仕事が増えて忙しいということはなく、よそ様の都合で「せかされる」ということなのだが(苦笑)、仕事があるだけ有難いし文句を言ってはいけない。
 
 7日の土曜、中山競馬場。午後2時頃までは陽が降り注いで、北風が強めとはいえぬくもりも感じられたのだが、急に黒い雲の塊が流れてきて、空を覆いつくしてしまった。つまりは冷たい北風だけとなり、場内は一気に冷え込んだ。

 京都5Rにはガンマジーティーピが出走、当然ながら話題となる。さらに単勝2倍の人気に応えて新馬戦を勝ち切った。忘年会シーズンという言葉も死語になりつつある昨今だが、まあ年末らしい馬名ではある。勝ち方はなかなかのレベル。
 また京都7R、川田騎手が香港への出発をこの馬の騎乗のために引っ張っていたダノンシーマが完勝。
大接戦となっているリーディング厩舎争いや、年内にどうしても勝ち上がらせたい馬への騎手やレースの振り分けなど、陣営の意図がいつも以上に濃密に見えてくるのも師走競馬の面白さだ。ここに、区切りの記念勝利が近付いている西村淳、幸、池添の各騎手、そして年間100勝目前の鮫島駿騎手や横山武騎手への馬の集まり方も絡んでくるから注意が必要だろう。

 京都4Rの障害戦では小牧騎手が勝利、これで年内の障害レース数と、2位との勝ち鞍の差から、小牧騎手の障害リーディングが確定した。

 それからこの日、改めて目立っていたのはナダル産駒。距離関係なく場も問わず、ダートでは本当によく走る。ここまで走れるとは当初思わなかった。

 ラジオ解説は10Rから。アクアラインSは印上位に置いた馬が1,2着は取ってくれたが、本命アロットドリームがハイペースを追いかけすぎて、逃げたトーアアイギスと2頭で直線大沈没。もっとも、休み明けで輸送があってプラス18キロは太過ぎたか。
11Rの常総Sは悔しさしかない。人気の一角ホウオウプロサンゲは軽く見ていて、本命デコラシオン、対抗ディオスバリエンテとしたが、デコラシオンが出遅れ気味の上に挟まれたのか後方からの競馬、馬込みを捌いて直線押し上げたが3着まで。勝ったのが6番人気のディオスバリエンテで、デコラシオンは2着セブンマジシャンにクビ差まで迫ったものの届かず。馬連ベースなので番組としてはハズレとなってしまう。
最終レースは本命対抗で堅いところを無難に取れたが、個人的には中日新聞杯もデシエルトを蹴って取り逃し、トータルでは負け。寒さを強く感じつつお台場へ。深夜帰宅。ポツポツと顔に雨粒が当たってきて驚く。

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2024年12月 4日 (水)

12月1日・日曜の競馬その他

 惰眠を貪っている間に隣国では大変なことが起きていた。国民が権力者を監視し、濫用を止めることがいかに民主主義において大事か。韓国は正常かつ迅速にストッパーが作用し、大統領と軍部を除き、国民と政治家が一枚岩となれて暴走を止めた。日本の行政府が万が一暴走した場合に、果たしてこのように迅速に、平和を守れるための動きができるだろうか?暗澹たる思いにかられる朝であった。

 それよりは規模は小さいが、前日には多くの国民の意に反して国民健康保険証の新規発行が停止された。サントリーの会長がマイナ保険証の義務化について政府に「納期を守れ」と口を滑らせたことで、企業との癒着の「賜物」であることがバレたわけだが、選択制にすればいいだけのことをなぜ頑なに拒むのか。
諸外国がほとんどやめてしまった、あるいは紐づけ一体化をやめ、完全選択制としたIDカードなのに、それらの事実をめったに報じないし、強制への疑問も呈さない報道と、追及しない野党の主流どころは全く機能していない。この件だけでなく、進まぬ被災地復興、知事選問題、万事の物価高、年金問題、ガソリン税、103万円の壁問題、原発増設、夫婦別姓選択制などなど、マグマのようにふつふつと溜まっていたものが、ここ1,2年で一斉にパンドラの箱が開いたかのように表面へ飛び出してきた。来年の年末はどうなっているのだろうか。

 話を戻して、師走入った1日・日曜の競馬は、パークウインズの東京競馬場。ほど良い人の入りで気分は落ち着くし、以前のパークウインズ時よりも、年末だからか?営業している店舗が多いように思えた(あくまで私の感覚ですが)。指定を買わなくても座りたいときにどこでも座れるし、場所を移しながら11時頃から最終まで楽しむ。

 馬券は、2つの勝負レースのうちクロフネカップこそ成功したが、南総Sではフィオライアが惜しくも止まってしまった。またどうやっても負けないだろうと思っていた京都のメイン、ギャラクシーSのテイエムリステットがあえなく撃沈。アルファマムの追い込みがハマった。騎乗した北村友一騎手のここ2週の冴えはなんということか。大怪我で長く雌伏を余儀なくされていたが、それをまとめて取り返そうという勢いだ。重賞騎乗機会3連勝、今年下半期だけで5勝。上半期がファルコンSだけだったので、本当に目覚ましい。

 そしてチャンピオンズC。ツイッターで散々騒いだのでここでは細かく繰り返さないが、去年と同じワンツースリーで、平地GⅠではグレード制導入後初とのこと。人により見方は異なるとは思うが、個人的にはラップと前の馬の位置取り、早めに強い馬が負かしにきたことなどを合わせると、去年の逃げ切りよりはキツイ展開での勝利だったと思う。ラストランを飾っての引退式。種牡馬としてもかなり活躍できそうだ。
 
今週末のメディア関連の予定。
◆ラジオ日本、私の師走中山の担当は、土曜午後14時半頃から最終となります。
◆競馬予想TV、今週末は出番があります。
◆YouTubeチャンネルは、次回は有馬記念週となります。おそらく12月15日の夜にアップされると思います。

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競馬を予想するうえで、本命党であっても穴党であっても、絶対に考えるのは「人気馬の取捨」である。
本命党であれば信頼できる人気馬を探すし、穴党なら信頼できない人気馬がいるかを探す。すべての競馬ファンにとって重要なテーマ。
気鋭の予想家・安井涼太が、馬の適性・レースの展開という、競馬の2大エッセンスから「危険な人気馬を見抜くスキル」をコーチング!

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2024年12月 3日 (火)

11月30日・土曜の競馬

 先週末は土日で月を跨いだ。あくまで数字だけの話とはいえ、たった1日の違いであっても、11月と12月とでは心に及ぼす影響力に差がある。競馬においてもだ。
 30日、土曜は正午過ぎまでほぼ無風で暖かい日差しに満ちていた中山競馬場だったが、そのあとは風が次第に強くなった。直線は追い風。スタンドではコートがないと厳しい。
 11時前に到着して「うなとと」のシングルサイズの丼。ダブルだと鰻が2枚ではなく3枚になるのだが、この年齢と時間帯ではちょっとヘビー。量が少なくてもシングルで抑えて、足らない分は三幸のからみ餅で。時間はあったのだけど、このあと仕事なのでアルコールは我慢した(当たり前?)。サワー系なら夏場はまだいいけど、この季節は寒いし。

 京都2Rでは1,2,3着が母の父ゴールドアリュール。先週は距離問わず、母父ゴールドアリュールの好走が目立っていた。また京都5Rではリバティアイランドの半妹マディソンガールが勝利。
 中山の芝は例年より少し速め。ダートはほぼ去年の師走開催の良馬場と同じ時計の出方。6Rまで下で見てから控室へ上がる。
9Rの葉牡丹賞は、少頭数ではあったが直線の攻防にかなり見応えがあり、3頭が最後まで競ったこともあってレコード。上位3頭の今後が楽しみ。
 
 ラジオ日本の担当は10Rから。まずは無難に本線的中、しかし11RのステイヤーズSは、最後の3角までは本命ミクソロジーが絶好の位置にいたもののその後失速してしまった。2着シルブロンはとても買えない。あとでラップを見てみると、前が付いて進んだために、アイアンバローズがペースアップしても降り切れず、ゴールから逆算の7Fがずっと速いという究極持続力勝負になっており、これでは前に居た馬はひとたまりもない。だから2,3番手を立ち回って勝ち切ったシュヴァリエローズのスタミナは相当のレベルだとみる。ディープ産駒だから京都対応のスピードもあるわけで、来春天皇賞でもやれるレベルにあるのではないか。
 最終レースはこれまた2着のマキアージュに手が出ず。なお中山の照明施設が改善したことで、3場の中で最も日没が早い中山が最後の発走になっていたのだけど、スタンドに居ると照明がかなり目にきつかった。感じ方に個人差はあるのだろうし、見る位置(高いところが地上かなど)にもよるのだろうけど、少なくとも私にとって、放送席からの最終レース観戦は見づらかった。

 JRA70周年ラストの年末開催は、毎土曜にもWIN5が発売される。年に1,2回買うかどうかなのだが、この日は何となく行けそうな気がして買っていた。全レース2頭ずつの32点。ウイン5はこの程度の金額で済ませる馬券という持論。
それでも運良く3つまで通過、その中には6番人気のベガリスもあったので、少し緊張。チャレンジCは自信があって、人気となりそうなダノンエアズロックが危険とみたので、個人的にこの日の勝負レースでもあった。本命ディープモンスターが2着、対抗ラヴェルが1着で決まったのだけど、このレースのウイン5指名、悩んだ挙句、勝ち切りならエピファニーかと考えて、◎▲の方で買ってしまったのだ・・・。ラヴェルは中2週がどうしても気になってしまった。
ステイヤーズSでの指名は本命のミクソロジーと、勝つか消えるか極端な結果になると思っていたシュヴァリエローズとしたので、鼻差とはいえ通過できており、ラヴェルさえ素直に買っていれば、37万とはいえ数年ぶりのウイン5制覇だったのだが・・・。ただ、買っていた馬をハナ差の競り合いで落としたのならともかく、自分の選択ミスで買ってない馬に勝たれたのだからすべては自己責任なので、悔しいというよりも反省の念が大きい。また、素直な選び方をしていたら、最後のステイヤーズで外していたことになるので、諦めはつく。いずれにしても正着の寄せができていなかったということ。

 土曜のウイン5がいくら売れるか興味を持っていて、スタッフとも土日で割れるのではないか、いや土曜は売れないのではないかなどと言っていたのだけど・・・。結果は土曜がここしばらくのウイン5の売り上げである7億の約半額程度、日曜は微減の6億円台後半だった。だいたいこんな数値で来週以降もいくのだろうか。

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