5月23,24日の競馬から
23日の土曜、府中は雲が多く肌寒かった。最高気温20度の予報だったが、実際は18度程度に留まったようだ。気温差が本当にこたえる。しかし京都競馬場のパドック映像を見ると、現地は初夏の気候で暑熱対策のミストが出ていた。
新潟6Rの若手騎手戦、小林美→永島→今村各騎手の順に決着。女性騎手の上位独占。今から思えば翌日のごくごく微かな予兆であったか?
東京9RのカーネーションC、イクシードが直線で幼さを見せながらも、届かないかと思われる所から、ゴール前でまとめて差し切った。つくづくオークスへ出られなかったのが悔やまれる。骨折した不運が一番なのだが、フラワーCで賞金を積めなかった(個人的に今でも何とかなったのではと思っている)ことが無念すぎる。
秋華賞というタイプでもなさそうで、今後は新潟外回りで賞金を積んで、秋はなんとかアイルランドTへ間に合わせて勝ち、女王杯を狙ってみてはどうだろうか。現実はゲームみたいには上手く進まないのだけど。
ラジオ日本の担当は東京10,11,12Rと平安S。10Rはパワースナッチ本命で沈没。11Rの欅Sは、ドンインザムードの独り舞台で安い馬連を的中。平安Sはロードクロンヌ本命で、2,3着馬も拾っていた。馬連、3連複が意外と付いてくれて助かったが、直線入って間もなくの地点ではサイモンザナドゥが来てくれたかと胸高鳴っただけに、ゴールの瞬間はやや落胆の方が先に立った。
東京12Rは本命パイシャオピン、言っては何だが私には仕掛け遅れにしか映らず4着。タテ目を喰った。
日曜は久々に在宅競馬。というのも、翌日に大腸内視鏡の予約を入れていて、前日から食事制限があったのと、万一の風邪感染を避けるためであった。
この日の競馬はオークスに尽きる。父オルフェーヴルにそっくりの、野放図な女王ジュウリョクピエロ降臨、乗っていたのもどこか型破りな印象がデビュー当初からあった今村騎手。歴史に残るオークスを現地で見られなかったことには後悔もあったが、その分細かな表情や検量室に至るまでの所作の諸々をリアルタイムで見られたのは、テレビのカメラワークに依るものが大きかったと自分に言い聞かせた。
レース内容や人馬への賛辞は至る所に渦巻いているし、私などがそれらを凌いで何かを書けるわけでもないので省略。
キング騎手がフェブラリーSを勝った時に「JRAで初の女性騎手GⅠ制覇云々」について本人にコメントを求めることには違和感があったが、今回の場合は別。キング騎手はすでにオセアニアの一流騎手で大レース制覇の経験もあり、日本でも性別をもって語られるべき存在ではないし、本人にも失礼と思ったのだが、今村騎手は日本人でありデビュー5年目の22歳、重賞を1つ勝っただけだし、今回の勝利は何より長年ハンデを背負ってきた(昔は差別すらあったという)日本の女性ホースマンたちの思いの結実でもあったと思う。もちろん今後は女性だからとか、女性なのに凄いという物言いをする前に一考すべきとは思うが、今回だけはその視点で語る部分はあっていい。日本競馬の大きな重しが取れた瞬間でもあった。
そしてジョッキーカメラに記録された映像はゲートから戻りまで、陳腐な言い回しであるが、一連のドラマのようであった。何かが動く瞬間、変わる瞬間というのは思ったよりスルッと、完膚なきまでに上手くいくものなのかもしれない。
さあ、ダービーまであと3日。不運なことにリタイアした馬も複数。まずはどの馬もご安全にゲートインまで漕ぎ着くことを。そして皆さんにとって良いダービーにならむことを。
週末の予定。
◆ラジオ日本、今週から最終週まで担当時間が13時すぎから14時半に替わります。
◆競馬予想TV、今週は出ます。来月は安田記念週と府中牝馬S週が確定、宝塚記念は成績次第となります。
◆YouTubeチャンネルは現在ダービー篇を公開中です。
◆スポナビ競馬チャンネル、思い出のダービー篇が公開中です。
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